ドゥマイシングの次のレースの予定は?血統や馬主に主戦騎手まで徹底解説!
どうも。競馬口コミダービーの管理人の木口順一だ。
今回は2023年にサイバーエージェントの藤田社長が2億2000万円で落札した「ドゥマイシング」を紹介する。
馬名 | ドゥマイシング |
---|---|
生年月日 | 2021年3月23日 |
鞍上経験 | 坂井瑠星、荻野極 |
成績 | [0-0-1-1] |
脚質 | – |
生産者 | ノーザンファーム |
馬主 | 藤田晋 |
調教師 | 矢作芳人(栗東) |
獲得賞金総額 | 180円 |
POG指名数 | 923 |
父 | ドゥラメンテ |
母 | フォースタークルック |
母父 | Freud |
近親馬 | – |
2022年のセレクトセールの平均落札額が5763万円なので、金額の高さからかなり期待されていることがわかる。
ドゥマイシングは今後、この金額に見合う走りを見せてくれるのかどうか。
デビューの日、ローテーション、主戦騎手、陣営の考え方はもちろん、産駒の特徴や2chでの掲示板の評価を詳しく解説する!
- 次走予定・ローテ
- なんJでの評価からわかること
- 産駒・血統から見るポテンシャル
- 馬主・オーナーについて
ドゥマイシングはドゥラメンテ産駒の最終世代。
最後に父親に花を持たせることができる馬になれるのか、ぜひ最後までご覧いただきたい。
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順位 名前 | 概要 | 成績 的中率 | 利益 平均利益 回収率 | 投資金額 平均投資 |
---|---|---|---|---|
1位 | 1撃80万円以上の | 20戦16勝4敗 的中率80% | +1,450,600円 1550.6% | 100,000円 |
2位 | ワイドで安心 | 5戦5勝0敗 的中率100% | +189,800円 平均+37,960円 | 50,000円 平均10,000円 |
3位 | AI予想とプロ | 8戦7勝1敗 的中率87.5% | +818,600円 平均+102,325円 1123.3% | 80,000円 平均10,000円 |
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ドゥマイシングの次走は?(2023年10月8日更新)
それでは改めてドゥマイシングの紹介をしていこう。
ドゥマイシングの次のレースの出走予定は未定。
鳴り物入りでのデビューだったが、結果は3着、その後未勝利戦でも6着7着と振るわなかった分、次のレースには慎重になっていることだろう。
秋口の再始動も敵わず、早めに勝ちを拾っておきたいところだがどうなるか。
次走に関しても情報が分かり次第更新していくので、見逃さないようにしておいてくれ。
なんJなど掲示板の評価は低め!
ドゥマイシングは競馬ファンからどのように評価されているのか。
競馬好きの集まる5ch(旧2ちゃんねる)のなんでも実況版、通称なんJで検索してみたが、スレッドを見つけることはできなかったので更に深掘り。
掲示板以外にも手を伸ばし、ドゥマイシングに言及している内容を集めてみた。
ネット上の評価まとめ
- 鞍上坂井は期待薄
- アリーヴォに血統が近いし楽しみ
- 見た目がかわいい
- 厩舎評価が良いな
- 両前脚の曲がり方が気になる
- 気性がちょっと怖いな
- 高ければ走るわけじゃないな
- 交わされても競り続けたな
- ガッツはある
- まだゆるいだけって感じだったけど
- あんまり強くなかった
- 新馬戦で強さがわかるかっての
- がっかりだわ
新馬戦前の評判が良かった分、バッサリ切るユーザーも多め。
しかし、最終直線で交わされたあとにも食らいついた姿から馬体のゆるささえ快勝されればまだまだ可能性はあると評価する声も多め。
距離を短くした方がいいという意見もあるが、このまま次の未勝利戦までじっくり調整し再度「挑戦」を選んで欲しいところだ。
ドゥマイシングの適性と特徴を兄妹馬でチェック
父親ドゥラメンテの特徴と兄妹馬を合わせて比較してみよう。
割り出した産駒や血統の傾向からドゥマイシングの今後について推察していく。
特徴
- 距離適性は短中距離・中距離・中長距離
- 故障で成長タイプは未知数
- 両周りとも得意
- 芝適性
- 気性難
ほぼ三冠馬と言ってもいいドゥラメンテ。
その1番の特徴は距離適性がとにかく広いことだ。
上りのタイムが平均して高く、出走実績はないものの、マイル路線でも結果を出せた可能性まである万能なサラブレッドだと言える。
ドゥマイシングはこの適性を受け継いだ走りができるか、そしてお父さんを超えることはできるのか。
特徴と直近の兄妹馬の情報を比較し、可能性を導き出してみよう。
馬名 | 距離適性 | 生年 | 獲得賞金総額 | 母 | 母父 | 主な勝鞍 |
---|---|---|---|---|---|---|
タイトルホルダー | 中距離・中長距離・長距離 | 2018年 | 8億6096万円 | メーヴェ | Motivator | 22’天皇賞(春)(G1) |
スターズオンアース | 短中距離・中距離・中長距離 | 2019年 | 5億945万円 | サザンスターズ | Smart Strike | 22’優駿牝馬(G1) |
リバティアイランド | 短中距離・中長距離 | 2020年 | 4億2,947万円 | ヤンキーローズ | All American | 23’優駿牝馬(G1) |
シャンパンカラー | 短中距離 | 2020年 | 1億6,548万円 | メモリアルライフ | Reckless Abandon | 23’NHKマイルC(G1) |
アリーヴォ | 短中距離・中距離 | 2018年 | 1億4,711万円 | エスメラルディーナ | Harlan’s Holiday | 22’小倉大賞典(G3) |
ヴァレーデラルナ | 短中距離 | 2019年 | 6,004万円 (中央) /8,170万円 (地方) | セレスタ | Jump Start | 22’JBCレディスクラシック(G1) |
バーデンヴァイラー | 中距離 | 2018年 | 7,250万円 (中央) /6,300万円 (地方) | ヴィートマルシェ | フレンチデピュティ | 23’佐賀記念(G3) |
サウンドビバーチェ | 短中距離・中距離 | 2019年 | 1億1,144万円 | スクービドゥー | Johan Cruyff | 23’阪神牝馬S(G2) |
アイコンテーラー | 中距離 | 2018年 | 9,431万円 | ボイルトウショウ | ケイムホーム | 21’魚沼S(3勝クラス) |
ドゥラエレーデ | 短距離・短中距離 | 2020年 | 8,224万円 | アルビアーノ | Harlan’s Holiday | 23’豊橋S(3勝クラス) |
タイトルホルダーのような終始圧倒する強さに、リバティアイランドのキレを持ち合わせるような馬が理想だが、さすがにそううまくいかない。
ドゥラメンテ産駒は追い込み型が多いのに対し、タイトルホルダーは逃げ馬なのでこの2頭の特徴が同居するのは難しいだろう。
であれば、どちらかの良い部分を強く感じる馬になって欲しいところ。
順調に育ってくれれば、2024年を代表する馬になってくれる将来性は持っているのでまずは新馬戦でその一端を見せてもらおう。
新馬戦の鞍上は坂井瑠星騎手
ここ2年だけで3頭の馬をG1で勝利に導いている実力派ジョッキーの一人だ。
所属は矢作厩舎、このドゥマイシングの入厩先だ。
矢作厩舎では期待値の高い馬に坂井騎手が乗ることが多い。
しかしその後ドゥマイシングの結果が振るわなかったことから乗り替わりになってしまったのが現状。
今後鞍上は誰が務めるのか注目だ。
調教師は矢作芳人
ドゥマイシングの調教師は矢作芳人。
西の名門と呼ばれていて、コントレイルやリスグラシューなど現在までに数々の名馬を生み出している。
馬名 | 生年 | 主な勝鞍 | 賞金総額 |
---|---|---|---|
コントレイル | 2017年 | 21’ジャパンC(G1) | 11億9529万円 |
リスグラシュー | 2014年 | 19’有馬記念(G1) | 8億8738万円 |
スーパーホーネット | 2003年 | 08’毎日王冠(G2) | 5億3538万円 |
グランプリボス | 2008年 | 11’NHKマイルC(G1) | 5億1329万円 |
モズアスコット | 2014年 | 18’安田記念(G1) | 4億2171万円 |
リアルスティール | 2012年 | 16’ドバイターフ(G1) | 4億1676万円 |
ラヴズオンリーユー | 2016年 | 19’優駿牝馬(G1) | 3億3874万円 |
パンサラッサ | 2017年 | 22’ドバイターフ(G1) | 3億1670万円 |
ダイワマッジョーレ | 2009年 | 13’京王杯スプリングC(G1) | 2億9932万円 |
ステイフーリッシュ | 2015年 | 18’京都新聞杯(G2) | 3億30万円 |
矢作厩舎の馬はそれぞれの距離適性を活かし、様々なG1で結果を残している。
ドゥマイシングがクラシック適性だろうと短中距離適性だろうとG1馬になるポテンシャルさえあればしっかり調教しきってくれることだろう。
矢作調教師自体も「これはいい。すごくしっかりしているし、いい馬です。」とドゥマイシングを絶賛。
80頭以上を管理する矢作厩舎でも、特に目をかけてくれていることは間違いないので期待しよう。
ドゥマイシングの管理は藤田晋
現在までに藤田晋さんが保有していた主な競走馬をまとめてみた。
馬名 | 生年 | 主な勝鞍 | 賞金総額 |
---|---|---|---|
ジャングロ | 2019年 | 22’ニュージーランドT(G2) | 1億217万円 |
ドーブネ | 2019年 | 21’ききょうS(OP) | 9,193万円 |
フロムダスク | 2020年 | 22’2歳新馬 | 2,721万円 |
チャンスザローゼス | 2020年 | 22’アイビーS(L) | 2,518万円 |
デュガ | 2019年 | 21’2歳1勝クラス | 2,275万円 |
クロデメニル | 2019年 | 22’3歳以上2勝クラス | 1,920万円 (中央) /120万円 (地方) |
マチカゼ | 2020年 | 23’3歳以上1勝クラス | 1,705万円 |
フェイト | 2019年 | 22’2歳新馬 | 1,675万円 |
ラップスター | 2017年 | 23’3歳未勝利 | 1,170万円 |
ランフリーバンクス | 2020年 | 22’2歳未勝利 | 1,000万円 |
藤田晋さんは2021年、2022年と続けてセレクトセールで爆買い。
その落札金額は45億円超と明らかに何か狙いがある買い方をしている。
何がなんでもG1馬を育て上げるということなのか、牝馬も多いことからその先の「生産まで見据えているのでは?」とも言われているがさだかではない。
どの目的であれ、このドゥマイシングが今まで落札してきた馬の中でも落札金額上位なことだけは確かだ。
最終世代の貴重なドゥラメンテ産駒ということもあり、どの路線に進ませるにしても慎重になりつつ、いけるところで勝負を仕掛けてくることだろう。
潤沢な資金とコネクションでローテや騎乗依頼などに関しては全力を尽くしてくれること請け合いだ。
もし、不安材料があるとすれば、藤田晋さん自身に競馬での実績がないことだろう。
藤田さんと矢作調教師のタッグで言うと、ルーラーシップ産駒のフェイトが思い浮かべられる。
良血でクラシックも期待されていたが、2歳馬の時に朝日杯FSで惨敗。
そこから現在まで苦戦していることを考えると、ドゥマイシングにはその同じ轍を踏まないように願いたい。
ドゥマイシングは有名馬の道を歩めるか?
ここまでの血統、調教師やオーナーなど様々な面で紹介してきた。
亡くなってしまったドゥラメンテの子供として、落札額的にもかなり期待されているこのドゥマイシング。
この馬を中心に競馬界がどう変わっていくか、その動向を見逃さないようにしよう。