阪神大賞典2025のAI予想!買い目・穴馬・注目馬・危険な人気馬・展開まとめ

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。

2025年3月23日日曜はG2阪神大賞典。

今年も春の天皇賞の前哨戦として多くの実績馬や勢いに乗る新鋭がぶつかる。

特に注目は前走の日経新春杯で惜しい競馬を見せたショウナンラプンタ、昨年の宝塚記念の覇者ブローザーボーン、長距離巧者のワープスピードら。

そこで今回は過去の傾向や出走馬のデータのすべてをAIに投じ、論理的に考えてベストの予想買い目を公開。

その時に使ったデータまですべて公開しているのでぜひ最後までご覧いただきたい。

2025年最新!
4月の皐月賞の
予想はこちら!

この記事でわかること
  • AIが完全予想!
    注目馬
    危険な人気馬
    穴馬
  • 予想印
    予想買い目
    (順当決着・穴決着対応)
  • かんたんな
    レース傾向
  • 全頭診断付きの
    出馬表!
  • 過去10年の
    傾向早見表!
  • 枠順決定後発表!
    展開予想!

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

安定して稼げる競馬予想サイトを探すために、ユーザーからの口コミを基に検証を続けている。

今まで検証してきた予想サイトの数は1,000サイト以上。
その結果が実を結び、検証したサイトの的中率ランキングページをグーグル検索で「競馬予想サイト 的中率」の検索結果1位に表示させることに成功した。

現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

...続きを読む

出走馬・過去傾向・追い切りなど膨大な情報から弾き出したAIの予想とは?

それではAIの弾き出した阪神大賞典の予想を公開していく。

競馬口コミダービーのAI予想は今回の出走馬や過去10年に及ぶデータのすべてのデータ、そして1週間前から最終までのすべての追い切り情報まで踏まえて弾き出している。

予想の丸乗りでも、ご自分の予想の情報元としても参考にしてみてくれ。

公開している内容はこちら。

AIの
予想内容まとめ
  • 注目馬・危険な人気馬・
    穴馬まとめ
  • 順当決着想定の
    予想買い目
  • 穴決着想定の
    予想買い目

手っ取り早く、推奨の馬や買い目を知りたい人でもわかりやすく解説していく。

その後、その根拠まで徹底的に調べたい方にもその情報まとめに関してまとめてあるのでぜひ参考にしてみてくれ。

阪神大賞典の注目馬・危険な人気馬・穴馬一覧

ここまでの出走馬の追い切り評価と全頭診断の紹介内容と別に競馬口コミダービーでは過去10年のレース傾向から予想の活用方法と消しデータまでまとめている。

その過去傾向も踏まえて、「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」を考えてみた。

カテ

ゴリ

馬名 短評 期待値・解説
注目馬

ショウナン

ラプンタ

堅実な

実力馬

重賞戦線で大崩れしない安定感が光り​、

総合力の高さから展開・馬場・状態すべてが

噛み合った軸候補と言える。

過去10年で1番人気の複勝率が80%に達する傾向もあり​

想定1番人気の本馬には追い風だ。

注目馬

ワープ

スピード

昨年2着の

実力

ステイヤー

昨年の阪神大賞典2着馬で、

春の天皇賞(春)でも5着と

長距離で安定した実績を持つ。

昨秋の豪州G1メルボルンC(3200m)でも2着に入り、

世界に長距離適性を証明した​

前走のダイヤモンドS(3400m)は

海外帰り初戦で4着止まりだったが内容自体は悪くなく​

叩き2戦目で状態は上向き。

本来のスタミナと持久力を発揮できれば

悲願の重賞初制覇も目前だろう。

危険な

人気馬

ヴェローチェ

エラ

3000m

未経験が鍵

8戦4勝と着実に力を付け重賞でも好走​している上がり馬で、

実力的には上位人気に推される存在。

しかし2400mまでの実績しかなく、

未知の3000mでスタミナを問われた時に

脆さを露呈する可能性がある​

阪神芝3000mはスタミナと持久力が要求される舞台であり、

距離適性の裏付けがない点は大きな不安材料だ。

危険な

人気馬

ブロー

ザホーン

実績

最上も

状態不安

昨年の宝塚記念優勝馬でG1タイトルを持つ実績はメンバー随一​。

しかしその後は不振続きで、

前走の有馬記念も見せ場なく大敗。

今回は別定戦で59キロを背負うハンデも課される​

実力は断然でも近走の調子から復調気配が窺えず、

人気でも信頼は置けないだろう。

穴馬

ゴールデン

スナップ

大逃げ

一発の

伏兵

昨年の阪神大賞典では5着に健闘し、

今年1月の万葉S(芝3000m)では

誰も追いつけない大逃げで圧勝​

スタミナとパワーに優れ阪神の急坂も苦にしない​うえ、

牡馬より軽い斤量で臨めるのも強みだ。

展開次第では粘り込みが十分狙え、

人気薄でも侮れない一頭だ。

穴馬

サンライズ

アース

ダービー

4着の

素質馬

昨年のすみれSを制し、

日本ダービーでも4着に入った素質馬​

休養明け後は徐々に調子を上げており、

前走の早春S(2着)も優秀な内容​

叩き3戦目でさらに上積みが見込める今回は、

秘めたポテンシャルが開花して

上位に食い込む可能性が十分あるだろう。

阪神大賞典のAI予想買い目・予想印

それでは阪神大賞典の全データを踏まえた予想買い目を発表していく。

公開するのは全部で3つ。

AI予想の
詳細
  • 予想印
  • 順当決着想定の
    予想買い目
  • 穴決着想定の
    予想買い目

この3つを参考に自分で予想してみるのもよし。

全体の雰囲気を読んでどれかの予想で丸乗りするもよし。

予想に使ったデータもすべて公開しているので、予想内容を見て腑に落ちない場合はそちらもいっしょに確認してみてくれ!

予想印

馬番 馬名 評価理由

ショウナン

ラプンタ

近走安定、武豊騎乗で枠順・展開ともに理想。

馬券軸として最適。

ワープ

スピード

昨年2着、長距離適性・安定感抜群。

叩き2戦目で上昇気配。

ヴェローチェ

エラ

実績上位も3000m未知数の不安あり。

ゴールデン

スナップ

牝馬ながら阪神芝3000mで逃げ切り実績あり、

斤量利あり。

ブロー

ザホーン

宝塚記念馬も近走不振で59kg負担・。

マコト

ヴェリーキー

展開利が見込める逃げ馬。

サンライズ

アース

ダービー4着の素質馬、

人気薄で妙味。

リンフ

レスカンテ

人気薄だが末脚あり。

展開次第で波乱演出可能。

順当決着想定(リスクを抑え堅実的中狙い・人気馬中心)

券種 買い目詳細

投資額

戦略・期待値の根拠
馬連

◎①ショウナンラプンタ –

◯⑩ワープスピード(1点)

5,000円

人気馬2頭の安定感から最も的中率が高い本線。

過去データ的に馬連期待値高。

馬連

◎① –

▲②ヴェローチェエラ

(1点)

1,500円

2番人気との組み合わせで、

最も堅い決着パターンを抑える。

馬連 ◯⑩ – ▲②(1点) 1,000円

順当決着時の押さえ。

人気3頭の馬連を完全カバー。

三連単

フォーメーション

1着:①⑩

2着:①⑩②⑥

3着:①⑩②⑥⑤⑦

2,000円

(10点×

200円)

上位人気馬中心に的中期待大の厚めの資金配分。

順当決着パターンを広くカバー。

過去10年の阪神大賞典は1~3番人気の馬券絡み率が非常に高く、安定しているため 、中心は1番人気ショウナンラプンタ(①)を軸に信頼度が高いワープスピード(⑩)、ヴェローチェエラ(②)の3頭をメインに組み立てる。

資金は集中させて配当は控えめながら、的中確率の高い馬連・三連単を主軸とすることで、堅実に回収を目指す。

穴決着想定(高配当を狙った波乱シナリオ・広めにカバー)

券種 買い目詳細

投資額

戦略・期待値の根拠
三連複

軸①ショウナンラプンタ –

相手②⑩⑥⑤⑦⑨③

(21点)

4,200円

(各200円)

穴狙いだが1番人気ショウナンラプンタを

軸にすることで的中期待値を高めつつ

人気薄まで広範囲にカバー。

万一の波乱で高配当狙い。

馬連

穴③リンフレスカンテから

流し:①②⑩⑥(4点)

2,000円

(各500円)

10番人気リンフレスカンテを絡める超波乱馬券。

展開が差し決着になった場合に、

大穴を狙える期待値高い買い目。

ワイド

穴③ –

◎①,◯⑩(2点)

1,600円

(各800円)

ワイドで的中率を補強。

穴馬絡みでもワイドなら、

配当と的中のバランスがよい。

単勝

穴③リンフレスカンテ

(10番人気43倍想定)

500円

超穴の単勝馬券。

万一の展開ハマりで高リターン狙い。

三連単

1着⑤⑥⑨ –

2着①②⑩ –

3着①②⑩③⑤⑥⑦⑨

(計54点)

17,000円

(各300円)

穴馬1着固定パターンを超少額で広範囲に押さえ、

的中時は一撃の超高配当を狙う。

阪神芝3000mはスタミナ勝負になりやすく、展開次第では差し・追込馬の大波乱もありうるため 、10番人気③リンフレスカンテを中心に高配当ゾーンを狙った馬連・ワイドを多点買いでカバー。

また三連複は軸を人気馬(①)に置き、波乱があっても安定して的中率を確保。

超大穴単勝と、人気馬をあえて外した三連単の高配当パターンにも資金を分散して投資。

全体では点数が多くても的中時のリターンは大きく、万馬券クラスを狙った組み立てになっている。

阪神大賞典対策!無料で参考にできる予想集!

ここまで阪神大賞典の初心者でもわかる予想から、勝負の参考にできる情報まで紹介してきた。

ただ情報に関してはあくまで参考程度で、まだこれでは対策が足りないと思う方もいるだろう。

そこで現在、無料で見ることのできる予想の戦績を継続して使って確かめている競馬口コミダービーが今調子の良いものをランキングトップ3で発表。

今回公開した予想と合わせて参考にしてみてくれ。

検証しているのは以下の4つのジャンル。

検証ジャンル
  • 競馬予想YouTuber
  • 競馬新聞
  • 競馬予想AI
  • 競馬予想サイト

長いものでその検証期間は1年を超えることも。

そんな中、リアルタイムで1番調子のよかったのはこのトップ3だ!

※右にスクロール可能

順位
名前 
概要 成績
的中率
利益
平均利益
回収率
投資金額
平均投資

1位

最上式
勝馬投票券

AIが
高配当を
連発!

5戦5勝0敗

的中率100%

+188,800円
平均+37,760円

309.8%

90,000円
平均18,000円

2位

穴馬ch25

穴馬予想で
高配当の嵐

24戦17勝6敗

1トリガミ

的中率75%

+660,600円
平均+27,525円

329.3%

288,000円
平均12,000円

3位
社長KEIBA

ワイドの
鉄壁予想で
的中を量産!

19戦15勝4敗

的中率78.9%

+243,500円
平均+12,815円

228.1%

190,000円
平均10,000円

他にも稼げている好調な予想はあったが、的中率回収率ともにこの3つが別格。

登録から年会費、退会まで無料で使うことができるので、気軽にご自分の予想の参考にできるだろう。

参考にする買い目は多い方が勝率は上がる、当サイトが公開する予想買い目とあわせて3サイトは難しいかもしれないができれば2サイトほどは登録するのがおすすめだ。

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阪神大賞典の基本情報

ここからは紹介した推奨馬や買い目に至ったデータをまとめていく。

上記で予想した馬や買い目をご自分でアレンジしてさらに勝率を上げたい人は参考にしてみてくれ。

まずは基本情報と傾向をまとめてみた。

基本情報まとめ
  • 2025年
    03月23日(日)
    開催
  • 阪神11レース
    15時35分発走
  • 4歳以上オープン
    (国際)(指定)
    別定GⅡ
  • 1着6700万円
    2着2700万円
    3着1700万円
    4着1000万円
    5着670万円
  • 芝3000m
    内回り
  • 出走頭数は
    最大18頭

阪神競馬場の芝3000mコースは、2コーナー出口付近からスタートし、内回りコースを約1周半、計6つのコーナーを回る。

スタートから最初のコーナーまでの距離は約360mで、序盤はポジション争いが激しくなることが多い。

その後はペースが落ち着き、2周目の3コーナー過ぎから再び加速し、最後の直線での追い比べとなる。

このコースでは、スタミナと持続力が求められる。過去の傾向から、先行馬が有利とされるが、道中の位置取りはそれほど重要ではない。

また、逃げ切りは難しく、3コーナーあたりからのロングスパートが勝負の鍵となる。

枠順に関しては、外枠が有利とされる。

これは、内回りコースでコーナーが多いため、外枠の馬がスムーズにレースを進めやすいからだ。 

とは言ったもののコース傾向はレースそのものよりも広い過去データになってしまうので、頭の片隅は残しつつ実際の出走馬と過去の阪神大賞典のデータをメインに参考にしていこう。

阪神大賞典の出馬表(簡易的な全頭診断付き)

阪神大賞典の枠順が発表された。

簡単な全頭診断を含めて一度まとめてみたので確認してみてくれ。

枠番 馬番 馬名 斤量 騎手 予想に関する一言
1 1

ショウナン

ラプンタ

56.0 武豊

内枠を活かした先行策が可能。

前走の日経新春杯で2着と好走しており、

長距離適性も高い。

武豊騎手とのコンビで期待が持てる。

2 2

ヴェローチェ

エラ

56.0

川田

将雅

前走の日経新春杯で4着と善戦。

長距離への対応が鍵となるが、

川田騎手の手腕に期待。

3 3

リンフ

レスカンテ

57.0

松山

弘平

前走の阪神リニューアル記念で4着。

長距離適性はあるが、

勝ち切るにはもう一押しが必要か。

4 4

コパノ

サントス

57.0

田口

貫太

前走のダイヤモンドステークスで9着と振るわず。

距離延長がプラスに働くかは未知数。

5 5

ブロー

ザホーン

59.0

菅原

明良

前走の有馬記念で12着。

斤量59kgは厳しいが、長距離実績はあるため、

展開次第では上位進出も。

6 6

ゴールデン

スナップ

55.0

浜中

前走の万葉ステークスで1着と好調。

牝馬ながら長距離適性を示しており、

軽斤量を活かして上位争いに加わる可能性あり。

6 7

マコト

ヴェリーキー

57.0

岩田

望来

前走の京都記念で3着と好走。

長距離への対応が鍵となるが、

岩田騎手とのコンビで期待が持てる。

7 8

ウイン

エアフォルク

57.0

古川

吉洋

前走の阪神リニューアル記念で5着。

8歳馬で上積みは見込みにくいが、

経験を活かして善戦を狙う。

7 9

サンライズ

アース

56.0

池添

謙一

前走の早春ステークスで2着と好走。

距離延長がプラスに働くかは未知数だが、

池添騎手の手腕に期待。

8 10

ワープ

スピード

57.0

横山

和生

前走のダイヤモンドステークスで4着と善戦。

長距離適性は高く、外枠からの差し脚に期待。

8 11

ウィープ

ディライト

56.0

鮫島

克駿

前走の許波多特別で1着と好調。

距離延長が鍵となるが、

鮫島騎手とのコンビで上位進出を狙う。

なお、詳細な全頭診断や追い切り情報・評価に関しては別の記事で公開中。

AI予想に頼らず、自分で買い目を作りたいという人はぜひ参考にしてみてくれ。

阪神大賞典の
追切・全頭診断

阪神大賞典の過去10年で見た傾向・データ一覧

出走馬のザッとした評価は確認できたが、そもそも阪神大賞典自体のレース傾向はどうなっているのか。

過去10年のデータからその傾向をまず、ざっくりまとめてみた。

阪神大賞典の
傾向まとめ
  • 人気別成績
    1~3番人気が安定。
  • 前走レース別成績
    前走G1組(特に有馬記念)が強い。
  • 前走着順別成績
    前走3着以内の馬が信頼できる。
  • 脚質別成績
    先行馬有利。
  • 馬場ごとのデータ
    良馬場では先行馬が狙い目。
  • 配当傾向
    堅めの決着が多い。
  • 性齢別データ
    牡馬の4~5歳が中心。
  • 関西関東の勝率成績
    関西馬が圧倒的に優勢。
  • 血統傾向
    ディープインパクト産駒が特に優秀。
  • リピータースコア
    過去の好走馬が再び来る傾向あり。

阪神大賞典の
過去傾向まとめ

展開予想の全体像とペース

第73回阪神大賞典(芝3000m)は、スローペースで進む可能性が高いだろう。

逃げたい馬が少なく、レース序盤は各馬が折り合い重視でポジションを探る展開になりそうだ。

阪神芝3000mは内回りコースで直線が356.5mと短く、最後の急坂を2度登るタフな設定だけに​、瞬発力よりスタミナとパワーに優れた馬が台頭しやすい。

しかし現在の阪神芝は良馬場で馬場が硬く締まり、速い上がりが出やすい差し有利のコンディションにシフトしつつある​。

したがって道中の位置取りと仕掛けのタイミングがいつも以上に重要な鍵を握るだろう。

 

序盤(スタート~1コーナー):主導権争い

ゲートが開いてから最初のコーナーまでは距離が短く、内枠の馬がポジション面で有利だ。

とはいえ、明確な逃げ馬不在のメンバー構成で、まずハナ争いをするのはマコトヴェリーキー(7番)とブローザホーン(5番)の先行脚質コンビだろう。

マコトヴェリーキーはこれまでの3勝すべてが先行策で挙げたもので、逃げ・先行で粘り込む競馬を得意としている​。

鞍上の岩田望来も積極的な騎乗が持ち味で、外枠でも迷わず出して行きそうだ。一方、ブローザホーンも先行押し切りの形で重賞戦線に駒を進めてきたスタミナ型​。

59kgの斤量を考えれば、自分でペースを作って粘り込む展開に持ち込みたいはずだ。

スタート後はこの2頭が他馬をリードする形で隊列を引っ張り、ヴェローチェエラ(2番)は川田騎手の手綱で好位のインを確保するだろう。

ヴェローチェエラ自身は差し脚質で差し・追い込み主体に勝ち星を重ねてきた馬だが​、川田騎手はスタート直後のポジション取りが巧みで知られる。

今回は2番枠を利して先行集団の直後、3番手付近のインに収まりそうだ。逆に最内1番枠のショウナンラプンタは、スタートダッシュがあまり速くない​。

武豊騎手も馬のリズムを優先するタイプだけに、無理に出して行かず中団後方からの構えとなる可能性が高い。

その他の馬では、リンフレスカンテ(3番)やコパノサントス(4番)は差し脚質で脚を溜める競馬が板についており、序盤は先行争いに加わらず中団の内目に位置取るだろう​。

一方、外枠勢ではゴールデンスナップ(6番)とサンライズアース(9番)がどの位置を取るかが注目ポイント。

どちらもスタート後は中団から後方寄りになる公算が大きいが、ゴールデンスナップは先行馬が少ない今回はできるだけ前との差を詰めて運びたいはずだ。

浜中俊騎手も流れ次第では押し気味にポジションを取りに行くかもしれない。ウインエアフォルク(8番)とウィープディライト(11番)の後方型コンビは無理せず後方待機策だろう。

ウインエアフォルクは逃げ・先行の実績が皆無で、すべての勝ち星を差し・追い込みで挙げている典型的な後方脚質​。

古川吉洋騎手もその型を崩さず最後方近くからの競馬に徹しそうだ。

ウィープディライトも同様に末脚勝負型で、鮫島克駿騎手も近走は後方からの競馬が板についている​。

序盤はマコトヴェリーキーがハナ、ブローザホーンがそれを見る形の2番手、直後のインにヴェローチェエラ、外にゴールデンスナップかリンフレスカンテが続き、中団以降にショウナンラプンタやコパノサントス、さらに後方にサンライズアース、ワープスピード、ウインエアフォルク、ウィープディライトという隊列が予想される。

向正面~3コーナー:スローペースで淡々と進行、隊列に変化の兆し

向正面に入ってもしばらくはスローな流れが続くだろう。

先頭のマコトヴェリーキーは息を入れつつ淡々とラップを刻み、ブローザホーンも無理にプレッシャーをかけず同調する可能性が高い。

残り1800m付近までは大きな隊列変動は起きず、各馬折り合いに専念する展開が見込まれる。

スタミナに自信のある馬にとってはここで脚を溜め、反対に瞬発力勝負では分が悪い馬にとってはどこで動くかタイミングを探るシーンだ。

内回り3000mの阪神コースは1周半で上下の起伏を2度こなす過酷さがあり、スタミナに不安のある馬はこのあたりから手応えが怪しくなる​。

しかし今年のメンバーは長距離実績馬が揃い、能力不足で脱落するような馬は少ないだろう。

ポイントは2周目の向正面、残り1000m手前あたりからの動きだ。まず仕掛けの口火を切りそうなのがゴールデンスナップだ。

史上初の阪神大賞典牝馬Vを狙うスタミナ怪物で、「5000メートルなら楽勝」と陣営が豪語するほど底知れぬ持久力が武器​。

加えてこの馬はレース中盤で一気に捲り上げてポジションを押し上げ、直線で鋭い脚を繰り出す戦法を得意としている​。

浜中騎手も馬のリズムに乗せながら、ペースが緩んだままなら3コーナー手前から仕掛けていくだろう。

同じくスタミナ豊富なサンライズアースも動きどころを窺っている。

池添謙一騎手の手綱で後方から捲り気味に上がっていく可能性があり、脚質は「追込」型だが​、スローのままでは持ち味のスタミナを活かせないと判断すれば早めに動くシーンも考えられる。

向正面中程から徐々にペースアップの兆しが見え、先頭のマコトヴェリーキーもそれを感じ取って3コーナーへ向けてじわっと加速を始めるだろう。

ブローザホーンもスタミナ勝負は望むところで、自身も動いていける持久力タイプ​だけに、前を射程圏に入れたまま仕掛けのタイミングを計る。

ヴェローチェエラは川田騎手がインの好位で我慢させているが、外からゴールデンスナップやサンライズアースが上がって来れば、その背後につけて進出を開始する可能性が高い。

ワープスピード(10番)もこの段階で動いてくる一頭だ。

横山和生騎手はペース判断に長け、自在性ある競馬ができるこの馬の特性を活かして早めにポジションを押し上げるかもしれない​。

ワープスピード自身、過去には逃げ切り勝ちの経験もありスタミナも豊富なため、隊列変化に柔軟に対応してくるだろう​。

4コーナー~直線:浮上する馬、沈む馬

残り800mを切って4コーナーに差し掛かる頃には、レースの様相が一変していそうだ。

先頭争いは依然としてマコトヴェリーキーが粘り、外から迫ったゴールデンスナップとのマッチレースの様相を呈する可能性が高い。

マコトヴェリーキーは自分の形で競馬を進めている分粘り込みが期待できるが、ゴールデンスナップも牝馬とは思えぬ底力で並びかけてくるだろう。

前年の阪神大賞典5着時は稍重馬場と大外ぶん回しの不利があったとはいえ最後まで食い下がっており、今年は良馬場なら更にしぶとい​。

両者の直後、インを立ち回っていたヴェローチェエラとブローザホーンが差を詰め始める。

ヴェローチェエラは川田騎手が直線で前が開く進路を虎視眈々と狙っている。

もしマコトヴェリーキーが内を空けるようなら迷わず最内を突くだろうし、外に持ち出す必要があれば早めにゴールデンスナップの後ろに進路を切り替えてくる。

瞬発力勝負より持久力勝負を好むタイプだが、直線入口の位置取りが良ければ馬群を割って伸びてくるはずだ​。

ブローザホーンも4コーナーでは先行集団の一角をキープしている。

59kgを背負っている分、直線での瞬発力勝負になれば多少見劣る懸念はあるが、持ち前のしぶとさで簡単にはバテないだろう​。

むしろ上がりがかかる消耗戦の形になればなるほどこの馬の底力が活きてくる。

後方勢からはショウナンラプンタとウィープディライトが直線で外から追い上げてくる。

ショウナンラプンタは道中は後方に待機したが、内で溜めた脚を武豊騎手が4コーナーで外に持ち出し、一気の末脚勝負に懸けるだろう。

もともと「差し・追い込み」で結果を出してきた馬であり​、長く良い脚を使って菊花賞4着まで追い込んだ実績がある。

良馬場の今回は昨年の菊花賞以上の切れを発揮する可能性があり、馬場傾向的にも大外からの差しが利くコンディションだけにチャンスは十分だ​。

同じく大外からウィープディライトも末脚を伸ばすだろう。この馬も差しに回ったときの方が成績が良く、2勝を差し脚質で挙げているクチ​。

鮫島克駿騎手も思い切って直線では外目に持ち出し、前が止まれば一気に浮上を狙う。

ただし阪神内回りの短い直線では、よほど前が崩れないと後方一気は届きづらい。

ウィープディライトは末脚のキレではメンバー上位だが、展開利がないと馬券圏内まではどうか。

逆に言えば、前が止まる展開になればこの馬の出番が来る。ワープスピードとサンライズアースも直線では懸命に伸びを図る。

ワープスピードは長距離で崩れない安定感が武器で、3000m以上では掲示板を外していないタフネスぶりを見せている(スタミナと自在性が強み)​。

内で溜めていた場合は進路取りに苦労するかもしれないが、外に持ち出していればジリジリと末脚を繰り出してくるはずだ。

サンライズアースは勝負どころで動いているぶん最後の直線では脚色が鈍る可能性がある。瞬発力に欠ける反面、バテないスタミナはあるので​、バテ差しの形でどこまで迫れるかといったところだ。

リンフレスカンテとコパノサントスは直線入口で中団からやや後ろのポジションだろう。

共に差し脚質ではあるが、末脚の切れでは他の4歳勢に見劣る。リンフレスカンテは7歳の高齢馬で近走は善戦止まりが多く、ここでも直線ではジリ脚になりそう。

コパノサントスも展開待ちの面があり、捲りが決まる流れになると直線での出番は厳しいかもしれない。

展開のカギを握るポイントと各馬の利不利まとめ

最後の直線では、先行勢の粘り込みと後方勢の差し脚がぶつかり合う総力戦になりそうだ。勝負のポイントを握る馬と展開のカギを整理すると以下のようになる。

ポイント
  • マコトヴェリーキー(先行):
    楽にハナを取れれば自分のペースに持ち込みやすい。
    スロー逃げで脚を溜め、後半ロングスパートに持ち込めば粘り込み十分。
    ただし早めに競られると余力不足もあり得る。
    内回りコースで先頭の利を活かし、どこまで踏ん張れるか。
  • ブローザホーン(先行):
    序盤は無理せず2番手を確保しそうで、展開の恩恵は大きい。
    持ち味の持久力を活かしたロングスパートで先頭を捕らえに行くだろう。
    59kgの斤量はハンデだが、持久戦になれば相対的に重量負担は緩和される。
    前で運べる強みを最大限に活かしたいところ。
  • ゴールデンスナップ(差し):
    中盤の捲り上げで展開を動かすキーマン​。
    早め先頭も狙えるだけの機動力とスタミナがあり、他馬に脚を使わせることができれば自身の粘り込みも現実味を帯びる。
    馬場の外差し傾向もこの馬には追い風で、早め先頭から押し切るシーンも十分考えられる。
  • ヴェローチェエラ(差し):
    好位インから直線で馬群を捌ければチャンス大。
    切れ味勝負は望むところではないが、先行馬が早仕掛けで消耗する展開なら持ち前の決め手で差し切りまで狙える。
    川田騎手のポジショニングと進路選択が鍵となる。
    内で溜めて直線イン強襲か、外に持ち出しての差し追い込みか、臨機応変な判断が問われる局面だ。
  • ショウナンラプンタ(追込):
    展開利が最大の焦点。
    スローの瞬発力勝負では届かないリスクがあるが、ゴールデンスナップが早めに動き消耗戦になれば、この馬の末脚が炸裂する可能性が高まる​。
    武豊騎手が直線勝負に賭ける腹を括れば、馬場の良い大外から一気の豪脚が見られるかもしれない。
    逆に直線まで動かず仕舞いだと不完全燃焼に終わるだけに、仕掛けのゴーサインを出すタイミングが運命を分けるだろう。

以上、各馬の脚質・騎手の癖・枠順・馬場・コース特性を総合して考えると、序盤はスロー、向正面で徐々にペースアップ、4コーナーでは先行勢と捲り勢が激突し、直線では差し馬も台頭するシナリオが有力だ。

内枠先行勢が有利な内回り長丁場とはいえ、今年は捲り勢や差し勢にも見せ場が訪れそうな条件が揃っている。

長距離戦ならではの駆け引きと仕掛け合戦に注目したい。

各馬が自分の長所を活かす競馬を貫けるかが勝負の分かれ目であり、ペースを動かすゴールデンスナップの捲りと、脚を余している後方勢の末脚がこのレース最大の見どころとなるだろう。

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