フォーエバーヤングの次のレースの出走予定は?なんJでの評価や血統・主戦騎手などを徹底解説!
どうも。競馬口コミダービーの管理人の木口順一だ。
今回は2024年ダート3歳馬と言えば誰もが口にするであろう競争馬「フォーエバーヤング」を紹介する。
馬名 | フォーエバーヤング |
---|---|
生年月日 | 2021年2月24日 |
鞍上経験 | 坂井瑠星 |
脚質 | 逃げ、先行、差し自在 |
生産者 | ノーザンファーム |
馬主 | 藤田晋 |
調教師 | 矢作芳人 (栗東) |
獲得賞金総額 | 8,420万円 |
POG獲得ポイント | 4220 |
父 | リアルスティール |
母 | フォエヴァーダーリング |
母父 | Congrats |
近親馬 | モンファボリ、ダノンマイソウル |
馬主はあのサイバーエージェントの代表でもある藤田晋さん。
この藤田晋さんに初めてG1勝利を届けた馬ということもあって注目されているが、今回はその他このフォーエバーヤングがどんな馬なのかを徹底的に調べてみた。
- 次走予定・ローテ
- なんJでの評価からわかること
- 産駒・血統からわかる
フォーエバーヤングの
ポテンシャル - 主戦騎手は誰か
乗り替わりの可能性はあるのか - 馬主・オーナーの経歴から
フォーエバーヤングの
今後の可能性を探る
フォーエバーヤングはどこまで結果を出せるのか。
独自の視点で徹底的に紹介していくのでぜひ最後までご覧いただきたい。
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---|---|---|---|---|
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フォーエバーヤングの次走は?(2024年3月26日更新)
それでは改めてフォーエバーヤングの紹介をしていこう。
大方の予想通り、サウジダービーを勝利したフォーエバーヤングは2024年3月30日のUAEダービーへ駒を進める。
他にも日本からはサトノフェニックスやバロンドールが出走を決めているが、その中でもフォーエバーヤングはもっとも注目されているがどうなるか。
枠順はすでに発表されていて、フォーエバーヤングは大外13番。
ダートの場合外枠はダッシュが効く分有利とはされているが、UAEダービーはフォーエバーヤングのキャリア最長の1900mと長めでこれがどう影響するかは未知数。
ここで結果を出せば次はいよいよ海外ダービー三冠オーラスのケンタッキーへの道が開けるので期待したいところだ。
なんJなど掲示板では高評価ながら不安も
フォーエバーヤングは競馬ファンからどのように評価されているのか調べてみた。
競馬好きの集まる5ch(旧2ちゃんねる)のなんでも実況版、通称なんJで検索して見つけたスレッドの内容をまとめてみた。
なんJでの評価まとめ
- リアルスティール産駒
今イケイケだな
(①デビュー前) - また藤田か
(①デビュー前) - ノーザン激推しだな
この産駒
(①デビュー前) - あんな変な走りで
タイムもいいぞ
(②デビュー直後) - 最後の加速がエグすぎる
(②デビュー直後) - ダートの新馬戦で
あんな末脚見たことない
(②デビュー直後) - お母さんが地方ダート走ってるな
こっちの血と
リアルスティールが噛み合わせ良かった
んじゃないか?
(②デビュー直後) - 調教矢作だから
海外も全然いける
(②デビュー直後) - 明らかに成長段階
なのにとんでもなく強い
(②デビュー直後) - 出遅れとかも
克服してるな
大外からあの走りができるなら
なんでも来いじゃないか
(③全日本2歳優駿後) - レモンポップ2世
(③全日本2歳優駿後) - サウジケンタッキーあるぞ
(③全日本2歳優駿後) - 社台から追い出された
リアルスティールから
まさかこんな馬が出てくるとは
(③全日本2歳優駿後) - ダートこれから盛り上がる時に
良い馬出てきたな
(③全日本2歳優駿後) - ディープの系譜に
やっと希望の光が
(③全日本2歳優駿後) - もうリアルスティール産駒の
歴代賞金1位じゃん
(③全日本2歳優駿後) - あんだけ出負けして
勝つのか・・・
(④サウジダービー後) - エバヤンに1600は
短い
(④サウジダービー後) - アメリカは無理だわ
(④サウジダービー後) - 騎乗言われてるけど
あの追走なら他やりよう
ないだろ
(④サウジダービー後) - 鞍上関係なく
暴れたのは
リアルスティールの血だろ
(④サウジダービー後)
とにかくその強さに圧倒されている競馬ファンが大半。
レースによってはそこまで内容が良くなくても終わってみれば勝利で終わっていることから、それなりに悪口も書き込まれているがさすがに無理筋なものが多い印象だ。
とは言え、確かに気性面や出遅れは気になる馬なので、1度レースを落とせばこの高い評価も一瞬でひっくり返るだろう。
いち競馬ファンとしてはこれらの批判も関係なく、無敵のフォーエバーヤングとしてこのまま一時代を築き上げるところを見せて欲しいところだ。
母系の特徴がダートに活きる?血統から考えられるフォーエバーヤングの可能性
フォーエバーヤングがなぜこれまでの結果を出せたのかを血統から深掘りし、さらに今後どんな走りを見せてくれるか、その可能性についても紹介したいと思う。
まずは血統の主要要素になる父リアルスティールの特徴をまとめてみた。
特徴
- 芝適性で
不良馬場は若干弱め - 適正距離は
マイルから長距離まで
自在 - 成長性は普通曲線
早くから素質を見せ
古馬になっても結果を出していた - スタートに強い
- 両回り得意
海外G1で勝利し、国内でも短中距離から長距離までまんべんなくグレードレースで掲示板内に入った名馬だ。
距離だけに焦点を当てて言うならダート三冠までなら余裕で圏内、海外への可能性も感じることのできる血統だ。
そして一番気になる部分で言えばそのダートへの適性の部分だろう。
リアルスティールは父親ディープからの血統で見ても明らかに芝適性、種牡馬としてまだデータが少なくダートで活躍しているのはこのフォーエバーヤングが初なので2024年以降活躍できるかどうかではまだなんとも言えない部分が多い。
強いて挙げるとすれば母親の血統から見える可能性だ。
母、フォーエバーダーリングはアメリカ産の競走馬でダート1400のG2サンタイネスSの勝ち馬。
有馬を制したゼンノロブロイの母親として名前を知っている人も多いだろう。
そこからつながる母父CongratsもダートG2で勝利経験あり、この血統とリアルスティールとの噛み合わせでフォーエバーヤングの2歳馬の時の快進撃があった可能性は十分にある。
可能性を抜きにしても正真正銘の良血統、今後も2024年以降のダートの主役として国内国外問わず活躍してくれるはずだ。
主戦騎手は坂井瑠星さん
ここ2年だけで3頭の馬をG1で勝利に導いている実力派ジョッキーの一人だ。
所属は矢作厩舎、このフォーエバーヤングの入厩先だ。
矢作厩舎では期待値の高い馬に坂井騎手が乗ることが多く、フォーエバーヤングをG1まで勝利に導いたこの坂井瑠星はこのままほぼお手馬確定、乗り替わりの心配は基本的にないと言っていいだろう。
2023年には同じく鞍上を務めたレモンポップがドバイゴールデンシャヒーンで惨敗、フォーエバーヤングにはこのままこの海外路線でリベンジを果たし切って欲しいところだ。
調教師は海外競馬にも強い矢作芳人さん
担当の矢作芳人さんは西の名門と呼ばれていて、コントレイルやリスグラシューなど現在までに数々の名馬を生み出している。
年度別成績は毎年トップ争いをするほどで、今まで管理してきた馬の獲得賞金上位を並べると知ってる名前ばかりになる名調教師だ。
馬名 | 性別 生年 | 主な勝鞍 | 賞金総額 |
---|---|---|---|
コントレイル | 牡馬 2017年 | 21’ジャパンC(G1) | 11億9529万円 |
リスグラシュー | 牝馬 2014年 | 19’有馬記念(G1) | 8億8738万円 |
スーパーホーネット | 牡馬 2003年 | 08’毎日王冠(G2) | 5億3538万円 |
グランプリボス | 牡馬 2008年 | 11’NHKマイルC(G1) | 5億1329万円 |
モズアスコット | 牡馬 2014年 | 18’安田記念(G1) | 4億2171万円 |
リアルスティール | 牡馬 2012年 | 16’ドバイターフ(G1) | 4億1676万円 |
ラヴズオンリーユー | 牝馬 2016年 | 19’優駿牝馬(G1) | 3億3874万円 |
パンサラッサ | 牡馬 2017年 | 22’ドバイターフ(G1) | 3億1670万円 |
ダイワマッジョーレ | 牡馬 2009年 | 13’京王杯スプリングC(G1) | 2億9932万円 |
ステイフーリッシュ | 牡馬 2015年 | 18’京都新聞杯(G2) | 3億30万円 |
フォーエバーヤングの父、リアルスティールの管理も矢作調教師その人。
そういった意味では同じ血統の馬の調教となった時にこれ以上の適任はいないだろう。
海外路線に進んだ今、調教担当としてリアルスティールの記録を超えるような走りをできる馬にフォーエバーヤングを育て上げて欲しい。
管理は2023年に大躍進を遂げた藤田晋さん
フォーエバーヤングの管理はサイバーエージェントの社長として知られる藤田晋さん。
馬主としての活動はここ数年の話で、保有している馬の生年も浅く、まだ名馬という名馬はいない。
馬名 | 性別 生年 | 主な勝鞍 | 賞金総額 |
---|---|---|---|
ドーブネ | 牡馬 2019年 | 23’キャピタルS(L) | 1億5603万円 |
ジャングロ | 牡馬 2019年 | 22’ニュージーランドT(G2) | 1億217万円 |
メタマックス | 牡馬 2020年 | 23’銀嶺S(1600万下) | 6325万円 |
デュガ | 牡馬 2019年 | 23’バーデンバーデンC(1600万下) | 5717万円 |
シンエンペラー | 牡馬 2021年 | 23’ラジオNIKKEI杯京都2歳S(G3) | 4069万円 |
フェイト | 牡馬 2020年 | 23’3歳以上1勝クラス | 3365万円 |
フロムダスク | 牡馬 2020年 | 22’2歳新馬 | 3001万円 |
クロデメニル | 牝馬 2019年 | 22’3歳以上2勝クラス | 2,663万円 (中央) 120万円 (地方) |
チャンスザローゼス | 牡馬 2020年 | 22’アイビーS(L) | 2518万円 |
マチカゼ | 牡馬 2020年 | 23’3歳上500万下 | 2279万円 |
この2023年、藤田晋さんには追い風の年になった。
ドーブネのリステッド競走での勝利や、フォーエバーヤングと同じく2023年デビューのシンエンペラーのG2京都2歳Sでの勝利などここ数年「爆買い」とも称される競走馬購入の結果が実り始めている。
そしてついにこのフォーエバーヤングでG1初勝利と海外重賞での勝利、陣営としては過去類を見ないほどに勢いついていることだろう。
サウジダービーを制した日はフォーエバーヤングの誕生日であり、同時にサイバーエージェントのリリースする競馬ゲームウマ娘のリリース記念。
今の追い風や、ここまでの符号が乗っかっていると藤田さんもこの馬にかなり前のめりになっていることだろう。
フォーエバーヤングは名馬の道を歩めるか
ここまでの血統や成績、騎手やオーナーなど様々な面で紹介してきた。
2023年デビューの中でもダートでひときわ光る結果を残したこのフォーエバーヤングだが、このまま2024年の主役にもなれるか今から楽しみだ。
藤田晋さん管理のフォーエバーヤング、中央牝馬ならボンドガール、牡馬ならシンエンペラーのこの3頭の活躍は見逃さないようにしよう。