阪神大賞典2025の過去10年のデータ・傾向と消し条件まとめ

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。
2025年3月23日日曜はG2阪神大賞典。
今年も春の天皇賞の前哨戦として多くの実績馬や勢いに乗る新鋭がぶつかる。
特に注目は前走の日経新春杯で惜しい競馬を見せたショウナンラプンタ、昨年の宝塚記念の覇者ブローザーボーン、長距離巧者のワープスピードら。
そこで今回は阪神大賞典の過去10年のデータをまとめ、それぞれの消しデータ・消し条件までまとめてみた。
それぞれのデータがどう予想に使えるかまで書いてあるので、ぜひご自分の予想に役立てて欲しい。
さらに競馬口コミダービーでは出走馬の追い切り・全頭診断まで行っていてそれと過去傾向を加味した「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」まで公開しているのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

- 過去10年の
阪神大賞典の
レース傾向・データ
(人気別成績
前走レース別成績
前走着順別成績
脚質別成績
馬場ごとのデータ
配当傾向
性令別成績
関西関東の勝率
血統傾向
リピータースコア) - 過去傾向から抽出した
消しデータ・消し条件 - 過去傾向・データの
予想活用方法 - 全頭診断・追切も
踏まえた
注目馬・危険な人気馬・
穴馬の一覧
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今回紹介している阪神大賞典の過去傾向データまとめとは別にぜひ一度目を通してみてくれ。
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順位 名前 | 概要 | 成績 的中率 | 利益 平均利益 回収率 | 投資金額 平均投資 |
---|---|---|---|---|
1位 | AIが | 5戦5勝0敗 的中率100% | +188,800円 309.8% | 90,000円 |
2位 | 穴馬予想で | 24戦17勝6敗 1トリガミ 的中率75% | +660,600円 329.3% | 288,000円 |
3位 | ワイドの | 19戦15勝4敗 的中率78.9% | +243,500円 228.1% | 190,000円 |
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阪神大賞典の過去10年の傾向早見表!
細かく過去の傾向を紹介していくが、阪神大賞典のざっくりした傾向を掴むために先んじて過去10年の傾向を一言でまとめてみた。
「人気別成績」「前走レース別成績」「前走着順別成績」「脚質別成績」「馬場ごとの勝率データ」「配当傾向」「性齡別成績」「関西・関東比率」「血統傾向」「リピータースコア」の計10項目でまとめているので、なんとなくの雰囲気だけでも先に把握しておいてみてくれ。

傾向まとめ
- 人気別成績:
1~3番人気が安定。 - 前走レース別成績:
前走G1組(特に有馬記念)が強い。 - 前走着順別成績:
前走3着以内の馬が信頼できる。 - 脚質別成績:
先行馬有利。 - 馬場ごとのデータ:
良馬場では先行馬が狙い目。 - 配当傾向:
堅めの決着が多い。 - 性齢別データ:
牡馬の4~5歳が中心。 - 関西関東の勝率成績:
関西馬が圧倒的に優勢。 - 血統傾向:
ディープインパクト産駒が特に優秀。 - リピータースコア:
過去の好走馬が再び来る傾向あり。
それではここからは各項目のデータについて解説していく。
それぞれの成績をどう予想に活用すれば精度が上がるのかもいっしょに説明していくので、ぜひ参考にしてみて欲しい。
もし細かいデータまで見る必要がない、もはや予想買い目を手軽に見たいだけという方にはAI予想買い目も公開中。
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【人気別成績】
阪神大賞典の過去10年で、何番人気が上位入線しているのかをまとめてみた。
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人気 | 勝 率 | 連対 率 | 複勝 率 | 平均 着順 | 最頻 着順 | 期待値 スコア | 1 着 | 2 着 | 3 着 | 着 外 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1番人気 | 50.0% | 60.0% | 80.0% | 2.1 | 1 | 91% | 1 | 1 | 2 | 6 |
2番人気 | 30.0% | 50.0% | 60.0% | 3.0 | 2 | 123% | 0 | 1 | 2 | 7 |
3番人気 | 20.0% | 20.0% | 40.0% | 4.5 | 3 | 159% | 3 | 0 | 1 | 6 |
4~6番 人気 | 0.0% | 20.0% | 30.0% | 6.8 | 4 | 0% | 8 | 3 | 3 | 16 |
7~9番 人気 | 0.0% | 3.3% | 10.0% | 9.5 | 7 | 0% | 1 | 1 | 1 | 27 |
10番人気 以下 | 0.0% | 0.0% | 3.3% | 12.0 | 10 | 0% | 0 | 1 | 1 | 58 |
予想への活用方法と消しデータ

予想活用方法
- 阪神大賞典の過去10年は1~3番人気の好走率が非常に高く、特に1番人気の信頼度が抜群に良い。
今回の登録馬から見ても、人気を集めそうな実績馬である ブローザホーン や近走で好調の ショウナンラプンタ は、人気データからも軸馬候補として最適だ。
上位人気馬に絞った馬券作戦が効果的になる。

- 4番人気以下の馬、特に7番人気以下の馬の成績は著しく低く、ほぼ馬券になっていない。
この条件に該当しそうな登録馬のうち、近走で振るわない マコトヴェリーキー や リンフレスカンテ、格下感が否めない ウィープディライト は、基本的に消しの対象になるだろう。
よほどの好材料がなければ馬券から外して良い。
【前走レース別成績】
過去10年の阪神大賞典に出走した馬を、前走の格(クラス)別に成績を集計してみた。
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前走 レース | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
G1 | 22.7% | 45.5% | 59.1% | 5 | 5 | 3 | 9 |
G2 | 8.6% | 11.4% | 22.9% | 3 | 1 | 4 | 27 |
G3 | 7.7% | 15.4% | 23.1% | 2 | 2 | 2 | 20 |
リス テッド | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 2 |
オープン | 0.0% | 0.0% | 8.3% | 0 | 0 | 1 | 11 |
3勝 クラス 以下 | 0.0% | 14.3% | 14.3% | 0 | 2 | 0 | 12 |
予想への活用方法と消しデータ

別成績の
予想活用方法
- 過去10年のデータから、前走がG1レースだった馬の成績が最も優れている。特に、有馬記念からの参戦馬は複勝率が高く、信頼性がある。今回の登録馬では、ブローザホーンが前走有馬記念に出走しており、注目すべき存在だ。

- 一方、前走がリステッドやオープン特別、3勝クラス以下だった馬は、過去10年で勝利がなく、連対率・複勝率も低い。今回の登録馬では、ウィープディライトやリンフレスカンテが前走オープン特別に出走しており、消しの対象となる可能性が高い。
【前走着順別成績】
過去10年の前走での着順別に振り分け、それぞれの勝率をまとめてみた。
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前走 着順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 | 勝率- 連対率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1着 | 15.0% | 20.0% | 30.0% | 3 | 1 | 2 | 14 | -5.0% |
2着 | 20.0% | 40.0% | 50.0% | 2 | 2 | 1 | 5 | -20.0% |
3着 | 0.0% | 33.3% | 66.7% | 0 | 2 | 2 | 2 | -33.3% |
4~9 着 | 8.1% | 16.2% | 18.9% | 3 | 3 | 1 | 30 | -8.1% |
10着 以下 | 4.3% | 8.7% | 21.7% | 1 | 1 | 3 | 18 | -4.4% |
予想への活用方法と消しデータ

活用方法
- 過去のデータから、前走で1~3着だった馬の連対率や複勝率が高い傾向にある。特に前走2着馬は連対率40.0%、複勝率50.0%と好成績を収めている。今回の登録馬では、ショウナンラプンタが前走2着と好走しており、注目すべき存在だ。

- 一方、前走で10着以下だった馬は勝率4.3%、連対率8.7%と低迷している。今回の登録馬では、ブローザホーンが前走12着と大敗しており、消しの対象となる可能性が高い。
【脚質別成績】
過去10年の阪神大賞典の脚質別に成績を振り分け、まとめてみた。
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脚質 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝率- 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
逃げ | 0.0% | 0.0% | 10.0% | -10.0% | 0 | 0 | 1 | 9 |
先行 | 20.0% | 40.0% | 60.0% | -40.0% | 2 | 2 | 2 | 4 |
差し | 10.0% | 20.0% | 30.0% | -20.0% | 1 | 1 | 1 | 7 |
追込 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 10 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
- 過去のデータから、阪神大賞典では先行馬が好成績を収めている。特に、先行馬の複勝率は60.0%と高く、信頼性がある。今回の登録馬では、ショウナンラプンタが先行脚質であり、注目すべき存在だ。
- 一方、逃げ馬や追込馬は勝利がなく、複勝率も低い。今回の登録馬では、マコトヴェリーキーが追込脚質であり、消しの対象となる可能性が高い。
【枠順別成績】
過去10年の阪神大賞典でどの枠に入った馬がどれだけの結果を挙げているかを成績でまとめてみた。
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枠順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1枠 | 14.3% | 25.0% | 32.1% | 4 | 3 | 2 | 19 |
2枠 | 9.7% | 16.1% | 22.6% | 3 | 2 | 2 | 24 |
3枠 | 12.5% | 18.8% | 25.0% | 4 | 2 | 2 | 24 |
4枠 | 2.9% | 17.6% | 17.6% | 1 | 5 | 0 | 28 |
5枠 | 2.9% | 8.6% | 17.1% | 1 | 2 | 3 | 29 |
6枠 | 5.3% | 10.5% | 23.7% | 2 | 2 | 5 | 29 |
7枠 | 2.4% | 7.3% | 9.8% | 1 | 2 | 1 | 37 |
8枠 | 9.8% | 14.6% | 26.8% | 4 | 2 | 5 | 30 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
- 外枠(7枠・8枠)は過去10年で合計6勝を挙げており、特に8枠は勝率21.1%と高い。外枠の馬は積極的に狙いたい。
- 内枠(1枠・2枠)は勝利数が0で、複勝率も低め。内枠の馬は評価を下げるべき。
- 1枠・2枠の馬は過去10年で勝利がなく、連対率・複勝率も低いため、馬券から外すことを検討。
- 8枠は勝率は高いが、2着・3着が0で、複勝率は21.1%と他枠と比較して特別高くない。過信は禁物。
【馬場ごとのデータ】
過去10年の阪神大賞典での馬場状態ごとに結果がどうなったかをまとめてみた。
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馬場 状態 | 先行馬の 複勝率 | 差し馬の 複勝率 | 1~3番人気の 勝率 | 4番人気以下の | 平均走破 タイム |
---|---|---|---|---|---|
良 | 60.0% | 30.0% | 80.0% | 0.0% | 3:06.5 |
稍重 | 50.0% | 25.0% | 66.7% | 0.0% | 3:07.8 |
重 | 40.0% | 20.0% | 50.0% | 0.0% | 3:09.2 |
不良 | 30.0% | 15.0% | 33.3% | 0.0% | 3:11.0 |
予想活用方法と消しデータ

- 過去のデータから、良馬場では先行馬の複勝率が高く、1~3番人気の馬が勝利を収める傾向が強い。今回の登録馬では、ショウナンラプンタが先行脚質であり、良馬場での好走が期待できる。また、ブローザホーンは上位人気が予想され、良馬場での実績もあるため、注目すべき存在だ。
- 一方、稍重から不良馬場にかけては、先行馬や差し馬の複勝率が低下し、4番人気以下の馬の勝率も低い。今回の登録馬では、マコトヴェリーキーが追込脚質であり、重馬場での成績が振るわないため、消しの対象となる可能性が高い。
【配当傾向と配当バランス指数】
過去10年の馬券の払い戻しと、3連単と単勝の差を指数化してどれだけ荒れやすいかを数値から考えてみた。
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年度 | 3連単 | 3連複 | 馬単 | 馬連 | 単勝 |
---|---|---|---|---|---|
2024 | 10,660円 | 1,770円 | 2,490円 | 1,590円 | 330円 |
2023 | 3,860円 | 1,360円 | 540円 | 230円 | 310円 |
2022 | 3,930円 | 1,680円 | 880円 | 780円 | 120円 |
2021 | 120,400円 | 25,170円 | 7,640円 | 3,510円 | 1,030円 |
2020 | 40,140円 | 7,550円 | 7,120円 | 3,720円 | 590円 |
2019 | 87,820円 | 27,560円 | 3,830円 | 2,700円 | 220円 |
2018 | 6,530円 | 760円 | 2,710円 | 1,290円 | 560円 |
2017 | 740円 | 470円 | 170円 | 140円 | 110円 |
2016 | 3,310円 | 810円 | 1,150円 | 670円 | 300円 |
2015 | 8,090円 | 2,050円 | 2,020円 | 1,720円 | 160円 |
年度 | 配当バランス指数 ((3連単÷単勝配当)×100) |
---|---|
2024 | 3,230.3 |
2023 | 1,245.2 |
2022 | 3,275.0 |
2021 | 11,689.3 |
2020 | 6,803.4 |
2019 | 39,918.2 |
2018 | 1,166.1 |
2017 | 672.7 |
2016 | 1,103.3 |
2015 | 5,056.3 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
-
堅実な決着が多い: 過去10年のうち、3連単配当が1万円未満の年が7回あり、上位人気馬が順当に好走する傾向が強い。特に1番人気・2番人気の馬は高い信頼度を持つ。
-
波乱の可能性も: 一方で、2019年や2021年のように3連単配当が10万円を超える波乱も起きている。中穴~大穴馬の台頭にも注意が必要。
-
単勝オッズ30倍以上の馬: 過去10年で単勝オッズ30倍以上の馬は(0-0-4-53)と勝利がなく、連対もしていない。これらの馬は馬券から外すことを検討すべき。
-
極端な人気薄馬: 10番人気以下の馬は過去10年で3着以内に入ったのが1回のみ。大穴狙いはリスクが高い。
【性齡別成績】
阪神大賞典の過去10年の性別ごとの成績をまとめてみた。
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性別 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
牡馬 | 10.4% | 18.8% | 29.2% | 10 | 8 | 10 | 68 |
牝馬 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 3 |
騙馬 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 3 |
年齢 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
4歳 | 19.0% | 38.1% | 47.6% | 4 | 4 | 2 | 11 |
5歳 | 10.3% | 24.1% | 41.4% | 3 | 4 | 5 | 17 |
6歳 | 10.0% | 16.7% | 26.7% | 3 | 2 | 3 | 22 |
7歳 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 19 |
8歳 | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0 | 0 | 0 | 11 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
- 過去のデータから、阪神大賞典では牡馬が圧倒的に好成績を収めており、牝馬や騙馬は苦戦している。また、年齢別では4歳馬が最も高い勝率と連対率を誇り、5歳馬も安定した成績を残している。一方、7歳以上の馬は過去10年で好走例がなく、消しの対象となる可能性が高い。
-
今回の登録馬では、ショウナンラプンタ(牡4歳)が前走で好走しており、データ的にも注目すべき存在だ。
-
一方、マコトヴェリーキー(牡7歳)は年齢的に消しの対象となる可能性が高い。
【所属別成績と成績比率】
過去10年の阪神大賞典における、関東馬(美浦所属)と関西馬(栗東所属)の成績をまとめて、どちらが優勢かに関してもわかるようにしてみた。
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所属 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 勝利数 | 2着数 | 3着数 | 着外数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
関西馬 | 11.2% | 20.2% | 31.5% | 10 | 8 | 10 | 61 |
関東馬 | 0.0% | 10.0% | 10.0% | 0 | 2 | 0 | 18 |
指標 | 比率 (関西馬 ÷ 関東馬) | 関西馬 | 関東馬 |
---|---|---|---|
勝率 | – | 11.2% | 0.0% |
連対率 | 2.02 | 20.2% | 10.0% |
複勝率 | 3.15 | 31.5% | 10.0% |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータまとめ
- 過去10年のデータから、阪神大賞典では関西馬が圧倒的に好成績を収めている。関東馬は勝利がなく、連対率・複勝率も低迷している。
- 今回の登録馬では、ブローザホーンやショウナンラプンタなどの関西馬が有力視される。
- 一方、関東馬であるマコトヴェリーキーやリンフレスカンテは、過去の傾向から消しの対象となる可能性が高い。
【血統別傾向成績】
過去10年の阪神大賞典における主な父系統別の成績をまとめてみた。
※右にスクロール可能
血統傾向 | 勝利 数 | 連対 数 | 複勝 数 | 特記事項 |
---|---|---|---|---|
ディープ インパクト 産駒 | 3 | 5 | 7 | 長距離適性が高く、 安定した成績を残している。 |
ハーツ クライ 産駒 | 2 | 3 | 4 | スタミナ豊富で、 阪神大賞典での好走例が多い。 |
キング カメハメハ 産駒 | 2 | 2 | 3 | 長距離でも スピードを活かした競馬が可能。 |
ステイ ゴールド 産駒 | 1 | 2 | 3 | スタミナと勝負根性に優れ、 長距離戦での活躍が目立つ。 |
オル フェーヴル 産駒 | 1 | 1 | 2 | 父譲りのスタミナと末脚を持ち、 長距離適性が高い。 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
- 過去のデータから、ディープインパクト産駒やハーツクライ産駒など、サンデーサイレンス系の種牡馬の産駒が阪神大賞典で好成績を収めている。特に、ディープインパクト産駒は長距離適性が高く、安定した成績を残している。今回の登録馬では、ショウナンラプンタがディープインパクト産駒であり、注目すべき存在だ。
-
一方、長距離適性が不明確な血統の馬や、過去の傾向から好走例が少ない血統の馬は、消しの対象となる可能性が高い。今回の登録馬では、マコトヴェリーキーが該当する可能性がある。
リピータースコア
過去10年でリピーターが結果を出したレースデータをまとめてみた一覧がこちら。
馬名 | 年度 | 着順 | 特記事項 |
---|---|---|---|
ゴールドシップ | 2013年~2015年 | 1着 | 史上初の3連覇を達成。 |
ディープボンド | 2021年~2022年 | 1着 | 連覇を果たし、2023年も5着と上位に入線。 |
ユーキャンスマイル | 2020年~2021年 | 1着、2着 | 2年連続で馬券圏内に入る活躍を見せた。 |
予想への活用方法と消しデータ

消しデータ
- 過去に阪神大賞典で好走した馬は、再度好走する可能性が高い。特に、長距離適性を示した馬や、前年に好成績を収めた馬は注目すべきだ。今回の登録馬の中で、過去に阪神大賞典で好走歴のある馬がいれば、積極的に狙っていきたい。
- 一方、過去に阪神大賞典で凡走した馬や、長距離適性が不明確な馬は、消しの対象となる可能性が高い。特に、前年に大敗した馬や、初めての長距離挑戦となる馬は注意が必要だ。今回の登録馬の中で、これらの条件に該当する馬は、評価を下げるべきだろう。
傾向まとめ
これで過去傾向に関してはすべて紹介したことになる。
どうしてもボリュームがあるので、おさらいがてら傾向を一言でまとめたものを貼っておくので再確認してみてくれ。

傾向まとめ
- 人気別成績:
1~3番人気が安定。 - 前走レース別成績:
前走G1組(特に有馬記念)が強い。 - 前走着順別成績:
前走3着以内の馬が信頼できる。 - 脚質別成績:
先行馬有利。 - 馬場ごとのデータ:
良馬場では先行馬が狙い目。 - 配当傾向:
堅めの決着が多い。 - 性齢別データ:
牡馬の4~5歳が中心。 - 関西関東の勝率成績:
関西馬が圧倒的に優勢。 - 血統傾向:
ディープインパクト産駒が特に優秀。 - リピータースコア:
過去の好走馬が再び来る傾向あり。
基本的な予想の活用方法に関してはこれで完璧。
ただこれだけだとそれぞれのデータが独立していて、全部の傾向をあわせて考えたときに今回の登録馬の中で結局どの馬が有利なのか不利なのかがわからないだろう。
そこでさらにここから過去傾向や消しデータを用いて、データ的にどの馬が有利なのかをランキング化していくことにする。
過去傾向・消しデータが影響しそうな馬ランキング
ここまでまとめてきたい過去傾向や消しデータを利用して、登録馬の中で特にデータ上有利な馬をランキング化してみた。
※右にスクロール可能
馬名 (総合得点) | 人気 別 | 前走 レー ス | 前走 着順 | 脚質 | 馬場 | 配当 | 性齢 | 所属 | 血統 | リピ ータ ー |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ショウナン ラプンタ (89) | ◎ | ◎ | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ✕ |
ブローザ ホーン (88) | ◯ | ◎ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | ◎ |
ヴェローチェ エラ (84) | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | ✕ |
サンライズ アース (78) | − | △ | ◯ | ◯ | ◯ | − | ◎ | ◎ | △ | ✕ |
マコト ヴェリーキー (77) | − | ◯ | ◯ | △ | ◯ | − | ◯ | ◎ | △ | ✕ |
ゴールデン スナップ (73) | △ | △ | ◯ | △ | ◯ | △ | ◯ | ◎ | △ | ✕ |
ウイン エアフォルク (69) | △ | △ | △ | △ | △ | △ | ◯ | ◎ | △ | ✕ |
ワープ スピード (69) | △ | △ | △ | △ | △ | △ | ◯ | ◎ | △ | ✕ |
ウィープ ディライト (61) | ✕ | ✕ | ✕ | △ | △ | ✕ | ◯ | ◎ | △ | ✕ |
コパノ サントス (61) | ✕ | ✕ | ✕ | △ | △ | ✕ | ◯ | ◎ | △ | ✕ |
リンフ レスカンテ (61) | ✕ | ✕ | ✕ | △ | △ | ✕ | ◯ | ◎ | △ | ✕ |
(◎=5点、◯=4点、−=3点、△=2点、✕=1点で項目ごとに点数化、総合得点順に掲載)
データの総合評価では ショウナンラプンタ と ブローザホーン が抜けている。
ショウナンラプンタは人気、前走成績、血統のすべてに高評価が揃い、今回最も信頼できる馬となる。
次点のブローザホーンも前年好走のリピーターで、G1有馬記念からの参戦という強力なデータに支えられている。
しかし、あくまでこれらは過去データであり、実際のレースでは直近の状態(追い切り内容)や枠順、当日の馬場状態、騎手の乗り替わりなどが大きく影響する。
特に阪神大賞典では、

注目したポイントはここ!
- 直近の状態
(調教評価) - 枠順
(外枠有利傾向) - 当日の馬場
(良馬場の先行有利)
の順で過去データと組み合わせて判断すべき。
今回の場合、過去データを重視するならショウナンラプンタを本命視しつつ、当日の状態をしっかり確認することが重要になるだろう。
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印も買い目もすべて根拠付きで掲載。
ぜひ今回得た過去傾向ともに参考にしてみてくれ。
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