ジャスティンアースの次のレースの出走予定は?なんJでの評価や血統・主戦騎手などを徹底解説!
どうも。競馬口コミダービーの管理人の木口順一だ。
今回は2021年生まれのキズナ産駒の中でもこの馬、ひょっとして化けるのではと考えている「ジャスティンアース」について紹介したいと思う。
馬名 | ジャスティンアース Justin Earth |
---|---|
生年月日 | 2021年2月8日 |
鞍上経験 | 松山弘平 |
脚質 | 先行 |
生産者 | 三嶋牧場 |
馬主 | 三木正浩 |
調教師 | 杉山晴紀 (栗東) |
成績 | [1-0-1-1] |
獲得賞金総額 | 1,140万円 |
POG獲得ポイント | 1,140 |
父 | キズナ |
母 | ユーヴェットシー |
母父 | Bodemeister |
近親馬 | ユーヴェットシーの2023 |
最近で言えばメイショウハリオを輩出した三嶋牧場、そしてディープ産駒の名馬ジャスティンパレスなどの管理で有名な三木正浩が馬主と布陣はばっちり。
そして成績としてはパッとしないのが現状だが、なぜこのジャスティンアースに注目しているかを独自の見解とともに紹介していく。
- 次走予定・ローテ
- なんJでの評価からわかること
- 産駒・血統からわかる
ジャスティンアースの
ポテンシャル - 主戦騎手は誰か
乗り替わりの可能性はあるのか - 馬主・オーナーの経歴から
ジャスティンアースの
今後の可能性を探る
ここまでの走りを見た結果この馬、いきなりクラシックあたりで頭角を表す可能性を秘めていることがわかった。
この記事ではその可能性についてわかりやすく紹介しているので、ぜひ最後まで御覧いただきたい。
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順位 名前 | 概要 | 成績 的中率 | 利益 平均利益 回収率 | 投資金額 平均投資 |
---|---|---|---|---|
1位 | 1撃80万円以上の | 20戦16勝4敗 的中率80% | +1,450,600円 1550.6% | 100,000円 |
2位 | ワイドで安心 | 5戦5勝0敗 的中率100% | +189,800円 平均+37,960円 | 50,000円 平均10,000円 |
3位 | AI予想とプロ | 8戦7勝1敗 的中率87.5% | +818,600円 平均+102,325円 1123.3% | 80,000円 平均10,000円 |
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ジャスティンアースの次走は?(2023年3月8日更新)
それでは改めてジャスティンアースの紹介をしていこう。
次走の出走予定は3月10日の3歳1勝クラス。
すでに出走馬は出揃っているが、前走までの成績でジャスティンアースほどの経歴を持つ馬はおらず予想も1番人気。
前走きさらぎ賞で掲示板内だったことも考えるとここで勝つことはマストだ。
弾みをつけ、皐月賞はむずかしいがNZTからのNHKマイル、もしくはダービートライアルからダービーなどまだまだ可能性はある時期なので頑張ってほしい。
ジャスティンアースはここまで3戦1勝!
ジャスティンアースの今までの成績をまとめた一覧はこちら。
日付会場 | レース名 距離 | 人気 | 着順 | 騎手 | 勝馬 (2着馬) |
---|---|---|---|---|---|
2023年10月09日 京都5R | 2歳新馬戦 芝2000m | 1番 人気 | 3着 | 松山弘平 | オールナット |
2023年11月25日 京都3R | 2歳未勝利 芝1800m | 2番 人気 | 1着 | 松山弘平 | インファイター |
2024年2月4日 京都11R | 【G3】きさらぎ賞 | 3番 人気 | 5着 | 松山弘平 | シンエンペラー |
現在3戦1勝。
前述の通り、成績的にそこまでではないがよく見るとどのレースも人気が高く、かなり期待されいていることがわかる。
その期待値の高さの理由が新馬戦に隠されていたので解説しよう。
新馬戦の面子のレベルが高く今後に期待
ジャスティンアースが期待されている理由は他にもあるが、ここで注目したいのは新馬戦の横並びの出世率だ。
新馬戦以後に特に目立った活躍をした馬をまとめてみると、そのレベルの高さがわかりやすいだろう。
着順 | 馬名 | その後 |
---|---|---|
1着 | オールナット | 1勝クラス3着 |
2着 | プレリュードシチー | 京都2歳S2着 |
3着 | ジャスティンアース | ‐ |
4着 | メイショウタバル | つばき賞1着 |
5着 | ウォーターリヒト | シンザン記念3着 |
7着 | レグロスヴァーグ | ダート転向で勝ち上がり |
8着 | アリストクラシア | 勝ち上がり |
以上なまでの勝ち上がり率と重賞での掲示板内が続いていて、ジャスティンアースも今後大金星を上げるのではと競馬ファンの中でも深く成績を読み込む層からかなり評価されている。
その読み通りに今後ジャスティンアースは躍進できるのか、見逃さないようにしておこう。
キズナ産駒なのでクラシックは圏内!母系がどれほど影響するか
ジャスティンアースがなぜこれまでの結果を出せたのかを血統から深掘りし、さらに今後どんな走りを見せてくれるか、その可能性についても紹介したいと思う。
まずは血統の主要要素になる父キズナの特徴をまとめてみた。
特徴
- 適性距離は
短中距離から
長距離 - 早熟で
長く走れる
成長曲線 - 両周り得意
だが若干右優勢
2013年のダービー馬として有名で、その適正距離はマイルから3200mの長距離までかなり広い。
この特性が産駒に受け継がれればクラシックは菊花賞まで余裕で圏内だ。
父にこのキズナを持つジャスティンアースなら3歳馬になった今からでも期待できるのではと思ってしまうところ。
しかし、血統はそんな単純なものではない。
下記は生涯獲得賞金順に並べたキズナ産駒の一覧だ。
馬名 | 性別 生年 | 距離適性 | 主な勝鞍 | 母 | 母父 | 獲得賞金総額 |
---|---|---|---|---|---|---|
ソングライン | 牝馬 2018年 | 短中距離 | 23’安田記念(G1) | ルミナスパレード | シンボリクリスエス | 6億8,855万円 |
ディープボンド | 牡馬 2017年 | 中距離・中長距離・長距離 | 22’阪神大賞典(G2) | ゼフィランサス | キングヘイロー | 6億7,568万円 |
テリオスベル | 牝馬 2017年 | 中距離・中長距離 | 23’ブリーダーズゴールドC(G3) | アーリースプリング | クロフネ | 7,562万円 (中央) 1億6056万円 (地方) |
ファインルージュ | 牝馬 2018年 | 短中距離・中距離 | 21’フェアリーS(G3) | パシオンルージュ | ボストンハーバー | 2億3,714万円 |
アカイイト | 牝馬 2017年 | 中距離 | 21’エリザベス女王杯(G1) | ウアジェト | シンボリクリスエス | 2億3,002万円 |
ハギノアレグリアス | 牡馬 2017年 | 中距離・中長距離 | 23’シリウスS(G3) | タニノカリス | ジェネラス | 1億6,747万円(中央) 3,300万円(地方) |
マルターズディオサ | 牝馬 2017年 | 短距離・短中距離・中距離 | 20’チューリップ賞(G2) | トップオブドーラ | Grand Slam | 1億7,451万円 |
ビアンフェ | 騙馬 2017年 | 短距離 | 21’函館スプリントS(G3) | ルシュクル | サクラバクシンオー | 1億5,965万円 |
ダディーズビビッド | 牡馬 2018年 | 短距離 | 22’信越S(L) | ケイティーズギフト | フレンチデピュティ | 1億5,941万円 |
スマートリアン | 牝馬 2017年 | 短距離・短中距離 | 23’福島テレビオープン(OP) | スマートオーシャン | Mr. Greeley | 1億5,273万円 |
賞金獲得総額の高い順に並べてもG1を勝てている馬は実は多くなく、しかも重賞で勝てている馬も短距離やマイルが多い。
産駒成績ランキングで見るとキズナ産駒は毎年上位なのだが、実は格の高い中距離中長距離で戦える産駒は少なく、そうなるとジャスティンアースの期待値としてもクラシックへの可能性はそこまで高くない。
そうなると考慮すべきは母系の血統の期待値だ。
母父にあたるBodenmeisterはアメリカ産競走馬、重賞だと2200mあたりの重賞なら上位入線を果たしている。
海外産競走馬かつ、まだデータも少ない母系の血統なので父親側の血統の可能性以上に不明確ではあるが皐月賞や甘めに見てダービーまでは圏内。
そしてどの路線を辿るにしてもジャスティンアースが良血馬なことには変わらないので期待しよう。
主戦騎手は松山弘平さん
200名近くいる騎手の中で、勝率ランキングは毎年当たり前のようにトップ5入り。
ここで注目したいのは松山さんとこのあと紹介する調教師との関係性だ。
松山さんとその調教師はかなり懇意な関係性で、調教時点で期待値が高かったり馬主との関係性が深い場合は松山さんに騎乗依頼をかけることが多い。
その鞍上の代表例はあの牝馬三冠を達成したデアリングタクトだ。
その他にもこの前のフェブラリーSで2着のガイアフォースや、ルガルの新馬戦を務めたことを引き合いに出せばピンとくる競馬ファンもいるだろう。
その期待値の高さからジャスティンアースには今見える成績以上の何かを見出していることがわかるので、ここからも鞍上はそのままに期待したいところだ。
調教師は杉山晴紀さん
ジャスティンアースを担当する調教師は杉山晴紀さん。
これまで管理してきた競走馬をまとめてみたので確認してみてくれ。
馬名 | 性別 生年 | 主な勝鞍 | 賞金総額 |
---|---|---|---|
ジャスティンパレス | 牡馬 2019年 | 23’天皇賞(春)(G1) | 6億5,387万円 |
デアリングタクト | 牝馬 2017年 | 20’優駿牝馬(G1) | 6億1,091万円 |
ガイアフォース | 牡馬 2019年 | 22’朝日杯セントライト記念(G2) | 2億1,325万円 |
ミスニューヨーク | 牝馬 2017年 | 22’ターコイズS(G3) | 2億347万円 |
エルトンバローズ | 牡馬 2020年 | 23’毎日王冠(G2) | 1億5,582万円 |
ウインテンダネス | 牡馬 2013年 | 18’目黒記念(G2) | 1億4,898万円 |
アリーヴォ | 牡馬 2018年 | 22’小倉大賞典(G3) | 1億4,711万円 |
ベレヌス | 牡馬 2017年 | 22’トヨタ賞中京記念(G3) | 1億3,882万円 |
ナムラミラクル | 牡馬 2013年 | 18’夏至S(1600万下) | 1億2,951万円 |
ルガル | 牡馬 2020年 | 24’シルクロードS(G3) | 1億2,150万円 |
やはり目を引くのは秋の天皇賞を制したジャスティンパレスだろう。
ディープ産駒でディープを親に持つキズナ産駒のジャスティンアースとも血統背景は近く、その点でやはり馬主も期待を持って杉山晴紀さんに任せているのがわかる。
そして前述のデアリングタクトの鞍上を任せた松山弘平と布陣としては陣営の考えられるフルパワーと言っていいだろう。
管理・馬主は三木正浩さん
現在までにダノックスが保有していた主な競走馬を、獲得賞金総額トップ10までまとめてみた。
馬名 | 性別 生年 | 主な勝鞍 | 賞金総額 |
---|---|---|---|
ジャスティンパレス | 牡馬 2019年 | 23’天皇賞(春)(G1) | 6億5,387万円 |
ジャスティンカフェ | 牡馬 2018年 | 23’エプソムC(G3) | 2億924万円 |
アグリ | 牡馬 2019年 | 23’阪急杯(G3) | 1億5,174万円 |
ジャスティンスカイ | 牡馬 2019年 | 23’洛陽S(L) | 8,219万円 |
エリカヴィータ | 牝馬 2019年 | 22’フローラS(G2) | 6,665万円 |
ハセドン | 牡馬 2019年 | 23’バレンタインS(OP) | 6,294万円 |
ジャスティンロック | 騙馬 2019年 | 21’ラジオNIKKEI杯京都2歳S(G3) | 4,935万円 |
ジャスティンミラノ | 牡馬 2021年 | 24’共同通信杯(G3) | 4,855万円 |
ジャスティンヴェル | 牡馬 2019年 | 22’瓢湖特別(1勝クラス) | 4,464万円 |
ジャスティンエース | 牡馬 2019年 | 23’松前特別(2勝クラス) | 4,402万円 |
やはり1番の出世頭はジャスティンパレスだが、注目はジャスティンアースと同じ年デビューのジャスティンミラノ。
こちらは共同通信杯で勝利し、皐月賞に向かう王道コースを進んでいるが血統はジャスティンアースと同じくキズナが父親。
このことからジャスティンアースのローテ予想もジャスティンミラノを踏まえて考えることができるのでこちらの動向も見逃さないようにしよう。
叩き上げのジャスティンアースの今後は?
ここまでの血統や成績、騎手やオーナーなど様々な面で紹介してきた。
じわじわと結果を出してきたジャスティンアース、今後にも期待はできるがどうなるか。
まずはきさらぎ賞からの挽回を願って次走の結果を期待したいところだ。