大阪杯2025の追切評価と全頭診断!SS~Cで調教判定!

どうも、競馬口コミダービー管理人の木口順一だ。

2025年4月6日日曜はG1大阪杯。

今回は昨年の覇者ベラジオペラや皐月賞馬ソールオリエンス、上昇著しいステレンボッシュなど有力馬がそろい、何やら混戦ムード。

そこでこの記事では出走馬の追切をまとめ、全頭診断を敢行。

さらに別の記事でまとめている過去10年の傾向も踏まえ、今の「注目馬」「危険な人気馬」「穴馬」までまとめたのでぜひ最後までお付き合いいただきたい。

過去10年の傾向まとめはこちら

大阪杯2025のAI予想はこちら

この記事でわかること
  • 出走馬と騎手の
    総合評価&ランク評価
  • 追切情報と
    ランク評価
  • 過去傾向を踏まえた
    「注目馬」「危険な人気馬」
    「穴馬一覧」
  • ペース予測
    展開予想

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

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現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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今回紹介している大阪杯の出走データまとめとは別にぜひ一度目を通してみてくれ。

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大阪杯の全頭診断

過去の傾向や、現在の馬のポテンシャル・調子を踏まえて全頭診断を敢行。

10項目で診断し、それぞれ100点満点の合計1000点で一覧にしていく。

その項目がこちら。

診断項目
  • 基本情報
    (実績・枠順)
  • コース・距離適性
  • 馬場適性
  • 脚質
  • 近走の状態
  • 騎手・調教師
  • 血統
  • 馬体診断
  • 調教内容
  • 想定人気オッズ

1度点数ランキングを公開したあと、その点数の内訳・詳細に関しても記していく。

気になる馬がいればそれも確認してみてくれ。

全頭診断一覧はこちらだ。

合計点
(1000点
満点)
馬名 一言 基礎情報 コース・距離 馬場適性 脚質 近走の状態 騎手・調教師 血統 馬体診断 調教内容 人気オッズ
920 ベラジオ
オペラ
実力安定の
王者
95 100 95 90 85 90 85 80 90 90
900 シックス
ペンス
急上昇の
新星
90 85 85 85 95 85 85 80 90 90
890 ソール
オリエンス
底力ある
皐月馬
90 95 90 80 80 80 90 80 75 80
870 ジャスティン
パレス
スタミナ
王者
90 70 80 70 75 85 85 85 70 80
860 ロード
デルレイ
上昇ムードの
伏兵
85 90 85 90 90 80 80 85 85 80
850 ヨーホー
レイク
充実の
初重賞馬
85 80 85 85 90 80 85 85 85 80
840 ホウオウ
ビスケッツ
タフな先行
タイプ
80 85 90 85 85 80 75 85 80 80
830 コスモ
キュランダ
先行
粘り込み型
85 90 80 80 75 75 80 80 85 80
820 ステレン
ボッシュ
変幻自在の
好馬
80 85 80 90 80 85 75 80 90 75
810 エコロ
ヴァルツ
好調だが
未知数
80 80 80 80 85 80 80 85 80 80
800 ボルド
グフーシュ
末脚脅威も
展開待ち
85 80 75 60 60 75 80 80 75 70
790 アルナ
シーム
GIII勝ちも
ムラ駆け
75 80 80 75 65 70 80 75 80 70
780 ラヴェル 一発秘める
古豪牝馬
80 85 75 70 60 75 80 80 80 75
770 デシ
エルト
逃げ粘り
一発警戒
75 80 80 70 80 70 70 75 70 70
760 キングズ
パレス
復活期す
古豪
70 75 80 70 60 70 70 70 75 70
750 カラテ 重賞未勝利の
善戦馬
70 80 75 65 75 65 75 70 70 70
740 バビット 高齢も
闘志健在
70 75 80 65 60 75 70 70 70 65

大阪杯の現覇者であり、有馬記念でも2着に善戦した実力馬だ。

重賞実績は申し分なく(基礎情報95点)、阪神芝2000mでは昨年の勝利で適性を証明済み(コース100点)。

良馬場・稍重問わず安定した走りを見せており、荒れ馬場でも大崩れしない(馬場適性95点)。

道中は好位で折り合い、瞬発力と持続力を兼ね備えた脚質で展開の影響も受けにくい(脚質90点)。

前走の有馬記念から間隔は空いたが、秋から充実の内容で衰えは感じられない(近走85点)。

横山和生騎手とのコンビで昨年の大阪杯を制しており、引き続き同騎手が手綱を取る強みは大きい(騎手・調教師90点)。

父ロードカナロア譲りのスピードに、母系のスタミナも加わり2000mへの不安はない(血統85点)。

最終追い切りでは併走馬を圧倒し、ラスト1F11秒1の鋭い伸びを披露しており、やや馬体に余裕はあるものの仕上がりは順調だ(馬体80点・調教90点)。

想定単勝オッズは約3倍台で1番人気が濃厚だが、実力と順調度を考えれば順当な評価だろう(人気・オッズ90点)。

前走の中山記念を1分44秒8のレコードタイムで制し、一躍GⅠ戦線の注目株となった4歳馬だ(基礎情報90点)。

これまで5勝すべてが1800m以下で距離延長は課題なものの、急坂の阪神コースは得意なディープ系血統で対応可能と見る(コース適性85点)。

軽い良馬場で持ち味の切れ味を発揮するタイプだが、終いの脚がしっかりしているので多少渋った馬場でも対応できる(馬場適性85点)。

好位~中団で折り合い、速い上がりを使える脚質で展開不問の安定感がある(脚質85点)。近走は毎日王冠→中山記念と重賞連勝中で勢い十分(近走95点)。

今回ルメール騎手から横山武史騎手への乗り替わりとなるが、癖の少ないタイプで問題はなく、国枝調教師の手腕も安定感が高い(騎手・調教師85点)。

父キズナ譲りの切れ味と底力が武器で、稍重だった中山記念を快走したように血統的にもパワーと切れを両立(血統85点)。

蹄の不安が解消され、最終追い切りでは3頭併せの最後方から楽に2馬身先着と抜群の動きを見せた(馬体80点・調教90点)。

想定2番人気ながら実績十分で、この人気にも見合うだけの充実ぶりだろう(人気・オッズ90点)。

一昨年の皐月賞馬であり、クラシックホースの底力を秘める5歳牡馬だ(基礎情報90点)。

中山適性が高く急坂コースを得意としており、阪神内回り2000mは本質的に合う舞台と言える(コース適性95点)。

稍重の皐月賞を制したように渋った馬場も苦にしないパワー型で、道悪でもパフォーマンスを落とさない(馬場適性90点)。

ただしレースでは後方待機が多く、展開や枠順の影響を受けやすい脚質のため、スムーズに運べるかが鍵となる(脚質80点)。

昨秋は勝ち星に恵まれず、休養明け初戦の京都記念でも勝ち切れず4着ともう一息だった(近走80点)。

それでも叩いた上積みは見込め、松山騎手への乗り替わりも好材料とは言えないまでも及第点の範囲だ(騎手・調教師80点)。

父キタサンブラック譲りのスタミナと底力は一級品で、タフな流れになれば血統通りの持久力を発揮できる(血統90点)。

1週前の追い切りでは「2000メートルの方がいい」と陣営が手応えを語り、最終追い切りもさすがの反応を見せたものの、まだ馬体に余裕があり動きも重めで本調子手前の印象だ(馬体80点・調教75点)。

皐月賞馬の肩書きから常に人気を集める馬で、今回も上位人気だろうが、近走成績を踏まえればやや過剰人気気味かもしれない(人気・オッズ80点)。

昨年の天皇賞(春)優勝馬で、GⅠタイトルを持つ実力馬だ(基礎情報90点)。

長距離戦でこそのスタミナ型であり、2000mへの距離短縮は課題だが、淀みない流れで持久力勝負になれば出番がある(コース適性70点)。

高速決着よりも上がりの掛かる展開が向くタイプで、馬場は多少荒れて時計がかかった方が持ち味を活かせる(馬場適性80点)。

差し脚質で展開に左右されがちであり、末脚勝負の形に持ち込めないと脆さもある(脚質70点)。

有馬記念5着以来の休み明けだが、昨秋は古馬GⅠ戦線で健闘しており地力は見せている(近走75点)。

鞍上の鮫島克駿騎手は引き続き手綱を取り、杉山晴紀調教師も「満足のいく追い切りができた」と仕上がりに太鼓判を押す(騎手・調教師85点)。

父ディープインパクト×母父フランス血統で切れと持久力を併せ持ち、血統的には阪神2000mも克服可能な下地がある(血統85点)。

最終追い切りでは単走でしまい11秒1と鋭い伸びを見せた反面、全体時計は平凡で本調子にはもう一息という内容だった(馬体85点・調教70点)。

実績上位だけに人気もそれなりにつくだろうが、本質はステイヤーで距離短縮の今回は過信禁物と見る(人気・オッズ80点)。

9戦6勝と高い勝率を誇る上がり馬で、年明けの日経新春杯では古馬重賞初挑戦ながら完勝し一気に頭角を現した(基礎情報85点)。

鋭い決め手と自在な立ち回りが持ち味で、距離短縮となる阪神芝2000mでも対応可能な柔軟性を持つ(コース適性90点)。

良馬場の瞬発力勝負から荒れ馬場の消耗戦まで幅広く対応でき、推進力のある走法で馬場を問わず力を発揮できるタイプだ(馬場適性85点)。

先行・差し自在の競馬が可能で展開や枠順に注文がつかない安定感が魅力(脚質90点)。

前走の勝ちっぷりからもわかる通り現在充実一途で、重賞連勝を狙える勢いにある(近走90点)。

鞍上の西村淳也騎手は引き続き手綱を取り、若手有望株コンビの躍進にも期待がかかる(騎手・調教師80点)。

父ロードカナロア譲りのスピードに加え、母系は長距離実績もある血統背景で中距離戦への適性も高い(血統80点)。

最終追い切りはCWコース単走で6F79秒台の破格時計を叩き出し、見た目以上に時計が出る抜群の伸びを見せた(馬体85点・調教85点)。

キャリアが浅い分実績上位馬より人気は劣るが、勢いと内容からすれば侮れない存在で伏兵として注目だ(人気・オッズ80点)。

重賞での惜敗が続いていたが、前走の京都記念で悲願の初重賞制覇を果たした実力馬だ(基礎情報85点)。

友道厩舎できっちり仕上げて結果を出したように、阪神内回り2000mも得意の舞台で引き続き狙える(コース適性80点)。

瞬発力勝負より持久力勝負で真価を発揮するタイプで、稍重の京都記念を制したように多少タフな馬場も苦にしない(馬場適性85点)。

折り合い面の課題が解消されつつあり、後方からでも鋭く差せる末脚が武器で展開待ちの一面はあるが破壊力は随一だ(脚質85点)。

年明けから使い詰めだが状態維持は十分で、充実の7歳シーズンを迎えている(近走90点)。

岩田望来騎手とのコンビで重賞勝ちを収め勢いに乗っており、人馬の呼吸も合ってきた印象(騎手・調教師80点)。

父ディープインパクト譲りの切れ味に加え、母系も欧州血統でスタミナも兼備しており長く良い脚が使える(血統85点)。

最終追い切りは3頭併せの真ん中で行われ、無理せずとも楽に好時計をマークするなど動きは良好(馬体85点・調教85点)。

初重賞制覇で人気も上がり気味だが、GⅠでの実績に乏しい点を考えると過度な人気にはならず実力相応の評価に落ち着くだろう(人気・オッズ80点)。

昨夏の函館記念で3馬身半差の圧勝劇を演じ重賞初制覇を果たした5歳馬だ(基礎情報80点)。

小回りコースで先行して粘り込む競馬が持ち味で、阪神2000mへの適性も高く先行有利の展開なら侮れない(コース適性85点)。

稍重の金鯱賞でハナ差2着に粘ったように馬場を問わないタフさがあり(馬場適性90点)、自分からハナを奪って主導権を握れる脚質は大崩れしにくい(脚質85点)。

今年の金鯱賞でも果敢に先行し僅差の2着と充実しており、近走は安定感が光る(近走85点)。

岩田康誠騎手とのコンビで先行策が板についており、奥村武調教師の手腕も冴えている(騎手・調教師80点)。

父マインドユアビスケッツは米国ダート血統だが、本馬は芝適性を示しており洋芝もこなすタフな血統構成と言える(血統75点)。

最終追い切りの映像は公開されなかったものの、1週前に坂路で軽快な動きを見せており状態は維持している(馬体85点・調教80点)。

おそらく中位程度の人気に留まる見込みで、実力は評価されつつも他のGⅠ馬に比べると人気とオッズのバランスは妥当なラインだろう(人気・オッズ80点)。

昨春の弥生賞ディープ記念を制し、クラシックの皐月賞では2着と健闘した実力馬だ(基礎情報85点)。

その後は長距離の菊花賞で大敗したが、適距離に戻ったAJCCでは0秒1差の3着と巻き返している(コース適性90点)。

先行して粘り込む競馬が持ち味で、良馬場での速い時計勝負よりも多少時計の掛かる馬場で渋太さを活かすタイプ(馬場適性80点)。

自分でレースを作れる先行脚質で展開の利を得やすい半面、ハイペースになると脆さもあり折り合いも課題(脚質80点)。

今年に入ってから掲示板を確保する堅実な走りを見せており、復調気配がうかがえる(近走75点)。

丹内祐次騎手が手綱を取り続けており、昨年クラシックでの好走経験からも手の内に入れている(騎手・調教師75点)。

父アルアインは自身も大阪杯馬で、その産駒である本馬も阪神2000mとの相性は良い(血統80点)。

追い切りでは坂路でラスト1F13秒台と地味だが、状態は週ごとに上向いている(馬体80点・調教85点)。

クラシック実績馬ながら休み明けの重賞実績が少ないため人気は中穴程度に落ち着きそうで、実力とオッズのバランスは適正だ(人気・オッズ80点)。

昨年の桜花賞馬で、秋華賞でも3着に入った4歳牝馬だ(基礎情報80点)。

エピファネイア産駒らしく切れとパワーを兼ね備え、距離2000mも問題なく初の阪神内回りでも対応できる(コース適性85点)。

良馬場の瞬発力勝負から稍重程度の馬場まで卒なくこなしており、大崩れしない安定感がある(馬場適性80点)。

折り合いに不安がなく自在に立ち回れる反面、決め手勝負では他の牡馬勢に見劣る可能性もあり展開次第の面は否めない(脚質80点)。

前走は海外の香港ヴァーズで3着と好走しており、古馬相手でも通用するところを見せた(近走85点)。

引き続きモレイラ騎手が騎乗予定で、この世界的名手を配してくるあたり陣営の本気度が伺える(騎手・調教師80点)。

父エピファネイア×名牝系の良血で、過去の大阪杯でもエピファネイア産駒は好走例があり血統的な舞台相性も良い(血統80点)。

最終追い切りではウッドコースで自己ベストを更新し、終い1F11秒6と鋭い伸びを見せ順調な仕上がりだ(馬体85点・調教80点)。

牡馬との力関係から人気は中位止まりだろうが、鞍上込みで妙味ある存在となっており過小評価は禁物だ(人気・オッズ80点)。

前走の中山記念では勝ち馬シックスペンスにハナ差の2着と健闘し、重賞タイトル目前まで迫った4歳馬だ(基礎情報80点)。

阪神芝2000mも先行力を活かせる舞台で歓迎だが、まだ重賞未勝利の身で相手強化のGⅠで地力勝負になると見劣りする印象もある(コース適性80点)。

高速決着にも対応でき、中山記念でレコード決着に対応したように良馬場の切れ味勝負も得意(馬場適性80点)。

加えて前走は折り合いがつき好位で運べる成長も見せており、先行力と機動力で枠順不問の立ち回りができる(脚質90点)。

ここ3戦は【1着→2着】と安定しており充実期に入っている(近走85点)。

M・デムーロ騎手とのコンビで挑んだ前走から引き続き同騎手が騎乗予定で、勝負どころを心得たベテランの手腕にも期待がかかる(騎手・調教師80点)。

父ブラックタイドはキタサンブラックの全兄という良血で、本馬もスタミナとパワーに優れ阪神内回りは合う血統背景だ(血統80点)。

「3歳時は馬体が薄かったが今は張りが出て厚みも増している」と陣営が語るように、馬体面の成長が著しい(馬体85点)。

最終追い切りでも併せ馬で手応え優勢に先着し、仕上がりは高水準で好調を維持している(調教80点)。

人気は伏兵扱いでオッズはやや割高になるだろうが、勢いを考えると妙味十分の存在と言える(人気・オッズ80点)。

GⅠ戦線で度々善戦してきた追い込み馬だが、意外にも重賞未勝利の6歳牡馬だ(基礎情報85点)。

直線一気の強烈な末脚は脅威だが、阪神内回り2000mでは展開に大きく左右されやすく持ち味を出し切れないこともある(コース適性80点)。

力の要る馬場は歓迎で、上がりの掛かる展開になれば一気に台頭してくるだけの末脚の破壊力を秘めている(馬場適性75点)。

ただし極端な追い込み脚質ゆえ展開・ペースの助けが欲しく、スローペースだと不発に終わるリスクがある(脚質60点)。

昨秋からAJCCなどで凡走が続き精彩を欠いているが、本来はGⅠで何度も馬券圏内に入った実力馬だけに侮れない(近走60点)。

吉田隼人騎手とのコンビで一昨年の菊花賞2着など結果を出してきた実績があり、宮本調教師も「勝負勘が戻ってきた」と語るように巻き返しに意欲を見せている(騎手・調教師75点)。

父スクリーンヒーロー譲りのスタミナとしぶとさを持ち、阪神のタフな流れも合う血統だ(血統80点)。

1週前追い切りでは併せ馬でハミの取り方が甘く目立った伸びを欠いたが、全体時計は速く負荷はしっかりとかけられている(馬体80点・調教75点)。

近走不振で人気は大きく落としており、実力馬としては妙味あるオッズだが勝ち切るには課題が残る(人気・オッズ70点)。

今年年始の中山金杯を制し復活の兆しを見せたものの、前走の中山記念では見せ場なく大敗を喫したムラ駆け傾向の6歳馬だ(基礎情報75点)。

スピードと瞬発力を備えたタイプだが、阪神芝2000mでは気性面の難しさから安定した走りを欠く懸念がある(コース適性80点)。

パンパンの良馬場でキレる脚を使うのが理想で、渋った馬場では持ち味半減となる可能性が高い(馬場適性80点)。

折り合いを欠く面があり展開や位置取りに注文が付く脚質で、展開不問の安定感はない(脚質75点)。

近走は金杯での勝利以外振るわず、前走GⅡで12着と凡走した内容からも勢いに欠ける(近走65点)。

横山典弘騎手は手綱さばきに長けるベテランであり、橋口調教師も「今は折り合いの心配がなく、2000メートルの方がいい」と語るように条件好転に期待する(騎手・調教師70点)。

父モーリス譲りのパワーと母系に欧州のスタミナを持つ血統で、本来は舞台適性は高いはずだ(血統80点)。

最終追い切りでは自己ベストを更新する動きを見せ、一転して目いっぱいに仕上げてきた印象だ(馬体75点・調教80点)。

人気的には伏兵の立場でオッズも割高になるだろうが、近走成績を考えると妥当な評価と言える(人気・オッズ70点)。

2歳時にアルテミスSを制し将来を嘱望された良血馬で、昨秋のチャレンジCで復活の重賞Vを果たした5歳牝馬だ(基礎情報80点)。

阪神芝2000mのチャレンジCを制しておりコース適性は証明済みで、同舞台の今回も展開次第では上位争いが可能だ(コース適性85点)。

ただしエリザベス女王杯では見せ場なく大敗しており、力の要る馬場や牡馬相手の消耗戦になると分が悪い(馬場適性75点)。

中団あたりから末脚を伸ばす形が板についているが、一瞬の切れ味勝負ではキレ負けする場面もあり、自分から動ける展開が理想(脚質70点)。

近走は重賞勝ち後にGⅠで大敗と成績が安定しないが、能力の片鱗は随所に見せている(近走60点)。北村友一騎手とのコンビで古馬になってから結果を出しており、矢作調教師の的確な仕上げも光る(騎手・調教師75点)。

父キタサンブラック×母ラルケット(母父フジキセキ)という血統で、パワーと切れをバランス良く備える(血統80点)。

1週前の追い切りでは不良馬場の中4Fから追ってラスト1F10秒9の鋭い伸びを見せ、順調さをアピールしている(馬体80点・調教80点)。

牡馬トップクラス相手のここでは人気薄必至で過小評価気味だが、展開と出来ひとつで浮上の余地はあるだろう(人気・オッズ75点)。

昨年末の中日新聞杯で逃げ切り重賞初制覇を果たしたスピード自慢の逃げ馬だ(基礎情報75点)。

阪神芝2000mは鳴尾記念を回避した経緯もあり未知数だが、自分のペースで運べれば粘り込みが期待できる(コース適性80点)。

開幕馬場のスピード競馬は得意だが、稍重以上で時計がかかると粘りが甘くなる傾向があり馬場状態に敏感(馬場適性80点)。

ハナに立てばしぶとい一方、同型馬との兼ね合い次第では持ち味を発揮できず凡走もあり得る極端な脚質だ(脚質70点)。

前走の金鯱賞は逃げて粘り切れず4着に失速しており、近走の内容からGⅠではワンパンチ足りない感は否めない(近走60点)。

騎手は未定だが、安田翔伍調教師の下で逃げ馬としての個性を伸ばしており、展開利を最大限に活かす作戦が取られるだろう(騎手・調教師70点)。

父ドレフォンはダート血統だが、本馬は芝GⅡでも通用しており母系の影響か芝適性も高い(血統70点)。

最終追い切りでは坂路で軽めの調整だったが、前走時から大きな上積みは感じられないものの状態自体は維持している(馬体75点・調教70点)。

逃げ一手の戦法ゆえ人気は低めで単騎逃げが叶えば一発もあるが、総合力で見劣る分オッズ相応の評価に留まりそうだ(人気・オッズ70点)。

前走の金鯱賞では重馬場を後方から追い上げ0秒3差の5着と健闘し、重賞で存在感を示した6歳馬だ(基礎情報70点)。

とはいえ未だ重賞勝ちの実績はなく、メンバー強化されるここでは地力で見劣る印象は否めない(コース適性80点)。

瞬発力よりも長くいい脚を使うタイプで、渋った馬場で浮上してくる脚質からも良より稍重~重馬場の方が持ち味を発揮しやすい(馬場適性75点)。

切れる脚がない分、展開に恵まれて差し届く形にならないと苦しいが、自分のリズムで走れれば掲示板前後には食い込んでくる(脚質65点)。

近走は掲示板止まりが続いており勝ち切るまでには至っていないが、大崩れは少なく堅実さはある(近走75点)。

浜中俊騎手とのコンビで重賞戦線を戦ってきたがあと一歩の競馬が続いており、戸田調教師としてもなんとかタイトルを取らせたいところだ(騎手・調教師65点)。

父キングカメハメハ譲りのパワーと持続力が持ち味で、良馬場の決め手勝負にならなければ浮上の余地はある(血統75点)。

最終追い切りは初めてウッドコースで行われ、ラスト1F12秒2とやや物足りなかったが中2週でもしっかり調整できている(馬体70点・調教70点)。

実績不足から人気薄となる公算が大きく、ここまでの善戦止まりという評価に留まるのは致し方ないだろう(人気・オッズ70点)。

最年長9歳ながら、2022年の新潟記念を制した実績を持つ叩き上げの古豪だ(基礎情報70点)。

近走は掲示板に載るのが精一杯で衰えは隠せないが、展開や馬場がハマれば一発があるタイプだけに注意は必要(コース適性75点)。

切れ味勝負になると若い馬に見劣りするが、自分から動いて長く脚を使う競馬ができるので渋太さ勝負になればチャンスはある(馬場適性80点)

。先行でも差しでも競馬はできるが、決め手の絶対値が不足しており常に展開利が欲しい脚質だ(脚質65点)。

ここ最近はオープン特別でも勝ち切れず精彩を欠いているものの、常に一生懸命に走る姿は見せている(近走60点)。

和田竜二騎手はベテランの手腕で巧みにエスコートするが、東田調教師とのコンビで挑んだ近走の内容を見る限り上位争いにはもう一押し足りない(騎手・調教師75点)。

父トゥザグローリーはスタミナ型で、母系も底力ある血統から晩成傾向のタフさが売りだ(血統70点)。

最終追い切りは坂路で反応を確かめる程度だったが、2週前までに負荷を十分かけており状態面の不安はない(馬体70点・調教70点)。

さすがにメンバーが揃ったここでは人気も最低クラスとなりそうで、衰えを考えるとオッズ以上の評価は難しいだろう(人気・オッズ65点)。

3歳時に菊花賞トライアルのセントライト記念を制した逃げ馬だ(基礎情報70点)。

その後長期低迷が続いたが、近走は京都記念4着など久々に見せ場を作って復調気配を見せている。

全盛期のスピードには及ばないものの、展開次第ではしぶとさを発揮する(コース適性75点)。

良馬場の単騎逃げでマイペースならしぶといが、同型が揃う今回は楽な逃げは望めず厳しい戦いが予想される(馬場適性80点・脚質65点)。

スタミナは豊富でパワーの要る馬場も苦にしないが、衰えから速い上がりの勝負になると分が悪い(近走60点)。

高杉亮起騎手との新コンビとなる可能性があり、ベテラン浜田多実雄調教師の下でどこまで一変を狙えるか(騎手・調教師75点)。

父ナカヤマフェスタ×母父タイキシャトルの血統はスピードとスタミナのバランス型で、かつて重賞を制したように能力がハマれば怖い(血統70点)。

1週前の時点で馬体の張りは維持しているものの、最終追い切りでも大きな変わり身は感じられず強調材料に欠ける(馬体70点・調教70点)。

フルゲートなら除外対象の立場で出走できない可能性もあるが、仮に出走となっても近走成績から人気は低迷必至であり、大駆けがあるかどうかも展開頼みだろう(人気・オッズ65点)。

追い切り評価とコメント

大阪杯の2025年の出走馬について、最新の追い切り情報とその評価をランクごとにまとめた。

各ランク(SS、S、A、B、C)の馬について、追い切りのタイム、コースや馬場状況、並走状況、脚色の特徴、そしてそれぞれの評価コメントが閲覧可能。

評価

ランク

馬名

追い

切り

コー

タイム(時計)

併せ馬 脚色 評価コメント
SS

ベラジオ

オペラ

3/26

栗東

CW

6F80.9-

5F66.5-

4F52.0-

3F37.0-1

F11.1​

 

セオ

(古馬OP),

0.5秒先着​

一杯

併走馬2頭を後方から追いかけ直線で力強く抜け出す動き。

ラスト1Fは11.1秒の鋭い伸びで抜群の脚力​

前走時同様に負荷をかけ順調な仕上がりだが、

やや馬体に余裕が感じられる点が課題​

S

アルナ

シーム

3/26

栗東

CW

6F77.9-

5F63.6-

4F50.0-

3F36.1-

1F11.3​

 
単走​ 一杯

横山典弘騎手が騎乗し、

終始リズム良く運んでラスト1Fは11秒3の好時計​

強めのムチ入れにも鋭く反応し、

自己ベストを更新する意欲的な動き​

前走凡走から一転し目いっぱいに仕上げてきた印象。

S

コスモ

キュランダ

3/26

美浦

W

6F80.6-

5F64.7-

4F50.2-

3F35.8-

1F11.3​

 
単走​ 一杯

美浦Wで6F80秒6の破格時計をマークし、

ラスト1Fも11秒3と優秀​

力強く躍動感ある走りで、

丹内騎手も「すごく良かった」と納得​

前走以上に推進力が増しており、上昇ムード​

S

シックス

ペンス

3/26

美浦

W

6F83.8-

5F66.0-

4F50.8-

3F36.6-

1F11.1​

 

3頭併せ

2馬身

先着​

馬なり

美浦Wでの3頭併せで最後方から追走し、

直線は最内から楽々と抜け出し2馬身先着​

終始折り合って脚を溜め、

しまい重点で11秒1と抜群の切れ味​

蹄の不安もなく順調で、持ち味の末脚健在​

S

ヨーホー

レイク

3/27

栗東

CW

6F81.1-

5F65.2-

4F49.9-

3F35.1-

1F11.0​

 

メリオーレム

(古馬3勝),

0.1秒先着​

一杯

併走馬を追走して直線でしっかりと11秒0まで加速し僅差先着​。

前走は1週前から動きが重かったが、今回は反応良く伸びも上々​

前走(京都記念優勝)時より明らかに状態は上向いている​

S

ロード

デルレイ

3/27

栗東

CW

6F79.2-

5F63.3-

4F49.2-

3F35.0-

1F11.3​

 
単走​ 強め

単走ながら6F79秒2と抜群に速い全体時計​。

見た目以上に時計が出ており推進力も十分で、

折り合い良く可動域も広い。

前走で仕上がり良好だったが今回も同様に好調で、

充実ぶりがうかがえる​

A

エコロ

ヴァルツ

3/26

栗東

CW

6F84.7-

5F69.0-

4F53.7-

3F38.4-

1F11.7​

 

ワークソング

(古馬2勝),

0.1秒

先着​

馬なり

Mデムーロ騎手騎乗で併せ馬。

全体的にリズム良く、前肢と後肢の連動も非常にスムーズ​

気合乗りも良く、反応鋭く僚馬を僅差先着​

現時点で仕上がりは高いレベルにあり好調​

A

ジャス

ティン

パレス

3/27

栗東

CW

7F98.2-

6F81.6-

5F67.3-

4F53.1-

3F37.8-

1F11.1​

 
単走​ 一杯

鮫島克駿騎乗で単走追い。

しまい11秒1と優秀な伸びを示した一方、

途中のラップはややチグハグで全体時計は物足りない印象​

休み明け初戦で本調子手前か。

最終追い切りでの上積みに注目​

A

ステレン

ボッシュ

3/26 美浦W

5F64.4-

4F49.5-

3F36.0-

1F11.6​

エリカヴィータ

(古馬OP),

同入

馬なり

美浦Wで好調教。道中はラップを刻み、

終い1F11秒6と最後までしっかり負荷をかけられた​

この時期で自己ベストを更新するなど成長が感じられ、

気合乗りも良化​。順調な仕上がり。

B カラテ 3/26

栗東

CW

6F80.9-

5F66.1-

4F51.7-

3F36.7-

1F11.3​

 

ベンテイガ

(古馬3勝),

0.3秒先着​

強め

前走時から調教の動きは上向いており、

今回も終いまでしっかり追って

負荷を十分にかけ好時計をマーク​

ただ近走成績を考えると大きな上積みは感じられず、

メンバー的にも厳しいか​

B

キングズ

パレス

3/27

美浦

W

5F67.9-

4F53.0-

3F38.6-

1F12.2​

 
単走​ 馬なり

1週前は初めてウッドコースで単走追い切り​。

道中は綺麗なラップを刻んだが、

終いの伸びはやや鈍くラスト1F12秒2​

それでも中2週の短い間隔でしっかり時計を出せた点は評価でき、

最終調整での上積み待ち​

B

ソール

オリ

エンス

3/26

美浦

W

6F82.2-

5F65.5-

4F51.5-

3F37.4-

1F11.3​

 

マイネル

クリソーラ

(古馬OP),

同入​

馬なり

併せ馬でしっかり負荷をかけ、時計自体は問題ない​。

しかし馬体に余裕があり動きも重く映る内容で、

最後の手応えや息遣いも本調子にはもう一息​

仕上がり途上で、最終追い切りでの絞れ具合が課題。

B

ボルド

グフーシュ

3/26

栗東

CW

6F77.9-

5F63.2-

4F49.4-

3F35.2-

1F11.1​

 

ブルーミン

デザイン

(古馬2勝),

同入​

稍一杯

長期休養明けから叩き2戦目だが、

大きな上昇気配は感じられない​

併せ馬ではハミの取り方が甘く、

目立つ伸び脚も見られず平凡​

ただし全体時計はかなり速く、

負荷自体はしっかりとかけられている​

B ラヴェル 3/28

栗東

CW

4F51.8-

3F35.7-

1F10.9​

 
不良 単走​

 
一杯追
伸る

最終追い切り前の1週前は4Fの軽め追いながら、

重馬場でラスト1F10秒9と鋭い伸びを披露​

追い切り映像は公開されていないものの、

終いの脚を見る限り順調さをアピール。

仕上がり具合は最終追い切りで確認したい。

C バビット 3/26

栗東

坂路

4F56.2-

3F41.3-

2F26.3-

1F12.7​

 
単走​

 
馬なり

1週前は坂路で軽く流す程度の単走調整。

4F56秒2と全体的に平凡な時計で目立った動きは見られず。

実戦を見据えた仕上げか、

最終追い切りでどこまで負荷をかけるかがカギ。

デシ

エルト

情報なし​

 
情報なし 情報なし

前走金鯱賞から中2週だが、

この週は追い切りを行わず​

最終追い切りの内容待ち。

ホウオウ

ビスケッツ

情報なし​ 情報なし 情報なし

1週前の追い切り情報はなし​。

最終追い切りでの動きを待ちたい。

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