レガレイラの次のレースの出走予定は?なんJでの評価や血統・主戦騎手などを徹底解説!

競走馬レガレイラ

どうも。競馬口コミダービーの管理人の木口順一だ。

今回はその衝撃的なデビューから快進撃を続けるレガレイラを紹介する。

馬名 レガレイラ / Regaleira
生年月日 2021年4月12日
鞍上経験 ルメール
脚質 差し
生産者 ノーザンファーム
馬主 サンデーレーシング
調教師 木村哲也 (美浦)
成績 [2-0-1-0]
獲得賞金総額 8,277万円
POG獲得ポイント 8,150
スワーヴリチャード
ロカ
母父 ハービンジャー
近親馬 ドゥラドーレス、ロックオブエイジズ

最強のクラブとして名高いサンデーレーシングが、2024年に何頭も管理している中でなぜこのレガレイラに注目しているか。

血統、ここまでの実績、掲示板での口コミなどを総合して独自の視点で評価してみた。

この記事でわかること
  • 次走予定・ローテ
  • なんJでの評価からわかること
  • 産駒・血統からわかる
    レガレイラの
    ポテンシャル
  • 主戦騎手は誰か
    乗り替わりの可能性はあるのか
  • 馬主・オーナーの経歴から
    レガレイラの
    今後の可能性を探る

令和のブエナビスタなどと呼ばれるレベルのこのレガレイラのポテンシャルが余すことなくわかるように紹介している。

ぜひ最後までご覧いただきたい。

馬アイコンこの記事を書いたのは

執筆者画像

木口 順一

競馬歴18年の42歳。

何年か前にブログや掲示板を運営する某会社を退職。
退職後はそのノウハウと自分の長い競馬歴で何かできないか考えた末、競馬口コミダービーを設立。

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現在は競馬予想家・競馬ジャーナリストとしても活躍中。
好きなレースはやっぱり日本ダービー。

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レガレイラの次走は?(2023年5月24日更新)

それでは改めてレガレイラの紹介をしていこう。

レガレイラは2024年05月26日に芝2400m、G1日本ダービーに出走予定。

様々な期待を乗せてここまで全勝のジャスティンミラノに次ぐ2番人気前後を推移している現在、牝馬としての17年ぶりのダービー制覇を期待されている。

外からプレッシャーがかかる牝馬にとって不利とされる1枠を引いてしまったが、それでも同じ厩舎の同じ調教師で鞍上まで同じのチェルヴィニアが19日にオークスで牝馬最強に君臨したばかり。

陣営の期待や見立てを考えると、まだまだ期待値が高いのは間違いがない。

大本命ジャスティンミラノで勝負するのもいいが、今年の牝馬は強い、ぜひレガレイラの情報を押さえて当日を迎えてくれ。

レガレイラはここまで4戦2勝!

レガレイラの今までの成績をまとめた一覧はこちら。

日付会場 レース名
グレード
人気 着順 騎手 勝馬
(2着馬)
2023年7月9日
函館5R
2歳新馬戦 1番
人気
1着 ルメール セットアップ
2023年10月21日
東京9R
アイビーS
リステッド
1番
人気
3着 ルメール ダノンエアズロック
2023年12月28日
中山11R

ホープフルS

G1

1番
人気
1着 ルメール シンエンペラー
2024年04月14日
中山11R

皐月賞

G1

1番
人気
6着 北村宏司 ジャスティンミラノ

現在4戦2勝。

それではここからはなぜレガレイラが注目されているかを今までのレースを時系列で振り返りながら解説していく。

デビュー戦で圧倒的支持に応え快勝!

レガレイラのデビュー戦

この日、レガレイラは圧倒的1番人気。

理由はこのあたりだと推測される。

レガレイラの
人気要因
  • 23年デビューの新産駒
    スワーヴの勝ち上がり率が
    かなり高い
  • サンデーと木村哲也厩舎の
    組み合わせからは
    名馬が毎年生まれている
  • トップジョッキールメールが鞍上
    陣営からの期待の高さが
    わかる

レースは道中6番手、その後抜群の切れ味で1着で入線。

勝ち時計は1分49秒8、2着のセットアップとは1馬身半の差をつけての勝利だった。

鞍上のルメール騎手も「最後に良い瞬発力を見せていた。能力がありそうだ。」とかなりポジティブなコメントを残している。

このレースの距離は1800m、陣営も距離的に適切だったとコメントしていて理想的なデビューをレガレイラは果たすことができている。

最速タイの上がりタイムを出すもダノンエアズロックに惜敗

次に迎えたのは2023年10月21日に東京9Rで行われたリステッド競走のアイビーS。

前走で他にも期待値の高い馬が出走していたにも関わらず、快勝した内容もあってかレガレイラは今回も1番人気で推されていた。

しかし、蓋を開いてみると直線で伸びたダノンエアズロックを上がり最速タイで猛追したものの抜ききれず、道中先頭のホウオウプロサンゲに次ぐ3着となってしまった。

アイビーSではレガレイラは3着

デビューの1800mから200m伸ばした距離の弊害なのか、それともダノンエアズロックが東京競馬場の経験があるかなのか敗因はわからない。

ただ陣営はこの敗北をあまりマイナスに捉えておらず、「距離的に問題はなかった、勝った馬が強かった」とコメントを残している。

史上初牝馬V!ホープフルSでの歴史的勝利!

アイビーSでは惜しくも破れたものの、G1ホープフルSでもその人気は落ちることなく1番人気に推されての一戦となった。

スタートはうしろから3番目から道中ゆっくり順位を上げつつ内から外へ。

そして最終コーナー、坂道を駆け上がり力強い脚で、他の競走馬をゴボウ抜きし最後に2番人気のシンエンペラーまで差し切って勝利した。

ホープフルSでは1着

これでレガレイラは牝馬でホープフルSを制した初の競走馬という称号も手にしたことに。

これに鞍上のルメール騎手も「後方から楽にポジションを上げられたことと、何よりも最後の瞬発力が素晴らしかった」と絶賛。

ノーザンファームの代表からは「まるでリバティアイランドだ」と評され、驚異的な切れ味を持つ新星の誕生に喜んでいた。

今後クラシックに挑戦することはもちろん、様々な可能性が陣営から示唆されていているので見逃さないようにしておこう。

なんJなど掲示板では高評価ながら不安も

レガレイラは競馬ファンからどのように評価されているのか調べてみた。

競馬好きの集まる5ch(旧2ちゃんねる)のなんでも実況版、通称なんJで検索して見つけたスレッドの内容をまとめてみた。

レガレイラの
なんJでの評価まとめ
  1. モーリスの上位互換
    (新馬戦)
  2. ハーツっぽくて良いな
    (新馬戦)
  3. 大物感ある
    (新馬戦)
  4. アイビーで内にもたれてた
    左回りが弱い?
    (アイビーS)
  5. 出遅れ癖が若干怖い
    (アイビーS)
  6. ルメール頼りだろ
    (アイビーS)
  7. 皐月とダービーを
    荒らしに来たらやだなぁ
    (ホープフル)
  8. 牝馬三冠級
    (ホープフル)
  9. 大外ぶん回し勝ちやがった
    リバティクラスだな
    (ホープフル)
  10. スワーヴえぐい
    (ホープフル)
  11. 牝馬路線はチェルがいるから
    混合路線なんだな
    (ホープフル)
  12. ホープフルのキレで考えたら
    マイルは短いか
    (ホープフル)
  13. 牝馬で皐月とか
    歴代最強クラスだろ
    (ホープフル)
  14. ブエナビスタと雰囲気似てる
    (ホープフル)
  15. 24年はキムテツの年だな
    (ホープフル)
  16. イクイノックスの次は
    レガレが当たったなキムテツ
    (ホープフル)
  17. サンデーで
    牡馬の大物出なかったから
    牝馬区別しなくなってきたな
    (ホープフル)
  18. ウォッカルート来たな
    (ホープフル)
  19. 桜花賞の短さを
    嫌ったな
    (ホープフル)
  20. 弱い馬ではない
    (皐月賞)
  21. 鞍上だろ
    (皐月賞)

皐月賞で6着に終わったものの、急遽乗り替わりになったということもあり辛口ななんJでも評価が一気に落ちているような内容はほとんどなかった。

とは言え、レガレイラは歩んでいる道は前例こそあるもののほとんどの牝馬の避ける牡牝混合での最強への道、決して生易しいものではない。

今後、少しでも凡走してしまうと一気に心無い言葉が増えることだろう。

その評価を覆して、古馬、引退までの道を駆け抜けてもらいたいところだ。

新産駒スワーヴの牝馬の可能性とは?血統から可能性を考えてみた

レガレイラがなぜこれまでの結果を出せたのかを血統から深掘りし、さらに今後どんな走りを見せてくれるか、その可能性についても紹介したいと思う。

まずは血統の主要要素になる父スワーヴリチャードの特徴をまとめてみた。

スワーヴリチャードの
特徴
  1. 芝適性で重馬場も得意
  2. 中距離、中長距離が得意で
    長距離も圏内
  3. スタートが不得意
  4. 左回りが得意
  5. 成長曲線は普通

基本的にその実力は衰えることなくデビューから引退する5歳まで、まんべんなく重賞で掲示板に入り続けた優等生。

重馬場も得意で戦法も自在、血統として遺伝すればここから様々な名馬が生まれてくれることだろう。

そんなスワーヴリチャードが主戦場としていた距離は1800mから2400m、2500mでも掲示板内に入った経験があり長距離も圏内だった。

陣営もこの要素は考慮しているのか、徹底的にクラシックディスタンスを選択、もしここからまた牝馬路線に戻すとしても距離は長めでレースは選択していくことだろう。

残念ながらスワーヴリチャード産駒は23年デビュー、今あるデータではなんとも言えない未知数な部分も多い。

しかし、初産駒になる去年にG1制覇、現在3歳馬リーディングでキズナやエピファネイア産駒に次ぐ順位を記録しているなどそのポテンシャルの高さは競馬界でもかなり注目されている。

2歳時点の実績は十分、スワーヴ産駒筆頭のレガレイラにはぜひウォッカのような牡馬も蹴散らす名牝馬になって欲しいところだ。

主戦騎手はルメールさん

アルセナールの鞍上の可能性が高いのはルメール

ルメール騎手自体は誰もが知っているレベルのトップジョッキーで、毎年200名近くいる騎手の勝率ランキングでも1位じゃない年の方が珍しいレベルだ。

その分、少しでも結果が伴わなければすぐにでも乗り替わりになってしまう可能性は高い。

さらに牝馬ではライバルチェルヴィニアの鞍上もルメール騎手が務めているということもあり、レガレイラの桜花賞回避はそれらの問題を考えてというところもあるのだろう。

どうなるか気になるところではあるが次回日本ダービー、その後の陣営の発表は注視しておこう。

調教師は木村哲也さん

レガレイラを担当する調教師は木村哲也さん。

これまで管理してきた競走馬をまとめてみたので確認してみてくれ。

馬名 性別
生年
主な勝鞍 賞金総額
イクイノックス 牡馬
2019年
23’ジャパンC(G1) 17億5,655万円
オーソリティ

牡馬

2017年

21’アルゼンチン共和国杯(G2) 3億5,310万円
ステルヴィオ

牡馬

2015年

18’マイルCS(G1) 3億5,244万円
ファインルージュ

牝馬

2018年

21’フェアリーS(G3) 2億3,714万円
ジオグリフ

牡馬

2019年

22’皐月賞(G1) 2億3,581万円
プリモシーン

牝馬

2015年

18’関屋記念(G3) 2億600万円
アルビアーノ

牡馬

2012年

15’スワンS(G2) 1億8,371万円
ゼーヴィント

牡馬

2013年

17’七夕賞(G3) 1億6,394万円
アヴェラーレ

牝馬

2018年

23’関屋記念(G3) 1億3,035万円
フローレスマジック

牝馬

2014年

18’清水S(1,600万下) 1億2,435万円

最近で言うと代表的な担当競走馬はやはり最強馬イクイノックス。

他にもレガレイラと同じくサンデーレーシングとのタッグでステルヴィオや現役の皐月賞馬であるジオグリフなど数々の名馬を輩出している。

1つ懸念点があるとすれば、牝馬調教の実績も素晴らしいが牡馬ほどの結果は今まで出せていないということ。

牝馬賞金トップのファインルージュも果敢に牝馬クラシックに出走しているが、桜花賞3着、秋華賞2着でオークスに関しては11着と惨敗している。

今までも牝馬の担当となると機械的なローテばかりで、明らかに牡馬に集中しているような雰囲気を感じ取る競馬ファンもいるほどだ。

その流れで現在、厩舎内で23年デビューの牡馬の中で目立った馬がいない中、今年の代表馬として消去法でレガレイラがピックアップされ無理な牡牝混合路線に進まされていないかという懸念がある。

あくまで可能性ではあるし、それでレガレイラが期待に応えられるならそれで問題ない。

どっちみちこの日本ダービーの結果は元々そうだが、レガレイラにとって普通の競走馬よりも過酷な運命の分かれ道になりそうだ。

管理はサンデーレーシング

社台グループのクラブで、日本最大最強の生産牧場「ノーザンファーム」の有力馬をメインに扱っている。

これまでに保有してきた馬を一覧でまとめてみた。

馬名 生年 主な勝鞍 賞金総額
ブエナビスタ 2006年 11’ジャパンC(G1) 13億8,643万円 (中央)
オルフェーブル 2008年 11’有馬記念(G1) 13億4,408万円 (中央)
ジェンティルドンナ 2009年 12’ジャパンC(G1) 13億2,621万円 (中央)
ヴァーミリアン 2002年 07’ジャパンCダート(G1) 3億8,685万円 (中央) /7億4,600万円 (地方)
クロノジェネシス 2016年 20’有馬記念(G1) 11億171万円 (中央)
グランアレグリア 2016年 20’安田記念(G1) 10億7,381万円 (中央)
ドリームジャーニー 2004年 09’有馬記念(G1) 8億4,797万円 (中央)
ラッキーライラック 2015年 20’大阪杯(G1) 7億3,746万円 (中央)
フィエールマン 2015年 19’天皇賞(春)(G1) 7億926万円 (中央)
ローズキングダム 2007年 10’ジャパンC(G1) 6億9,466万円 (中央)

もう何年も勝率ランキング1位を明け渡していない最強のクラブと言って過言ではない。

そしてジャパンカップや海外ドバイシーマCを制したジェンティルドンナや、同じく国内牡牝混合G1でガンガン勝っていたブエナビスタもこの管理の馬だった。

そしてこの2頭すら手が届かなかったホープフルを牝馬で制し日本ダービーに向かおうとしているレガレイラにサンデーがどれだけ期待をしているか察するに余りあるだろう。

おかしなローテになる心配はこのクラブに限ってないが、無理はさせず名馬への道を歩ませて欲しいものだ。

レガレイラは牡牝混合路線で最強の馬になれるか

競走馬レガレイラ

ここまでの血統や成績、騎手やオーナーなど様々な面で紹介してきた。

ホープフル初の牝馬勝利に沸き立つ中、この24年はどんな活躍をしてくれるのか。

すでに規格外のローテなどの注目点は多いが、ライバルも多いので見逃さないようにしておこう。

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